食事用のハサミ・トング発売 三星刃物のOTOMO
三星刃物(岐阜県関市)は、包丁ブランド「和 NAGOMI」の新製品、ハサミとトングのケース入りセット「OTOMO」(オトモ)を発売した。 オトモは洋食器のように使え、携帯可能。イタリア・ミラノで活躍するデザイナー後藤司氏がデザインした。かむ力が衰える高齢者や乳幼児らの食事での使用を想定。高齢者や乳...
新農相に野村哲郎氏 週間ニュースダイジェスト(8月7日~13日)
第2次岸田改造内閣が発足し、農林水産相には野村哲郎・前参院決算委員長(78)が就任した(8月10日)。参院議員4期目の野村氏は初入閣で、閣内最年長。鹿児島県出身。 岸田文雄首相は同日、党人事も行い、四役などを決定。野村氏と同じ鹿児島出身で、国対委員長を歴代最長の4年超務めた森山裕元農相(77)を選...
欧州で進む「草」への転換 米州産大豆からの脱却目指す 共同通信アグリラボ所長...
農業生産と地球環境との調和を目指す潮流が強まる中、欧州では畜産業のあり方が見直されるだけでなく、家畜の飼料の供給源として米州産大豆への依存から脱却する動きが強まっている。肉や大豆に代わるタンパク質を確保する上で、切り札となるのは意外にも「草」だ。(写真:タンパク質の供給源として草に着目するデンマー...
食文化を未来へ 守りたい海、魚 佐々木ひろこ フードジャーナリスト(Chef...
私が海の現状と初めてまっすぐ向き合ったのは6、7年前のこと。魚の激減という現実を突きつけられ、そのショックの大きさをきっかけに学び始めたのだが、じつはそこでまず感嘆したのは、日本の海が本来持つポテンシャルの大きさだった。(写真:京都のさばずし) 国土面積でいえば世界で38位、という決して大きいとはい...
1~6月食品輸出が過去最高 週間ニュースダイジェスト(7月31日~8月6日)
農林水産省は2022年上半期(1~6月)の農林水産物・食品の輸出額が前年同期比13.1%増の6525億円と、上半期では最高となった発表した(8月5日)。外食向け需要が米欧を中心に回復したことが寄与し、円安で価格競争力が高まったこと効果もあった。 輸出先国・地域別では、首位の中国(1201億円)が1...
富を生み出す手段が変化 集落の消滅を考える 藤波匠 日本総合研究所調査部上席...
地方において少子化、人口流出の問題が喧伝され、地方都市の衰退が危惧されるようになってかなりの時間がたちます。さぞ、地方都市の衰退が進んでいるかと思いきや、県庁所在地レベルの都市を訪れてみると、意外なほどにぎわいがあり、通学時間帯ともなれば、多くの学生を駅周辺で見かけることもあります。(写真はイメー...