まき続けた「小農」の種 山下惣一さん死去 共同通信アグリラボ所長 石井勇人
農作業に従事しながら小説やルポを発表、小規模農家の重要性を訴えて続けてきた山下惣一さんが7月10日、亡くなった。86歳。佐賀県唐津市の自宅で肺がんの療養を続けていた。 玄界灘に面した同市湊町の自宅を訪ねたのは2016年11月だった。食卓を挟んだ大型テレビに向かって、大相撲九州場所で活躍する地元の大...
通信障害がスマート農業にも影響 週間ニュースダイジェスト(7月3日~9日)
KDDI(au)が2日未明に起こした通信障害は最大3915万回線に影響を及ぼし、同社が収束を宣言するまで86時間を要し、携帯電話業界で過去最大規模のトラブルとなった。 同社の回線を使うスマート農業機器への影響も続出し、トラクターの自動操舵や各種のセンサー、農作業管理アプリなどの不具合が発生。生産現...
子ども食堂で育児体験 子育てしやすい地域づくり 陣内純英 西海みずき信用組合...
西海みずき信用組合(長崎県佐世保市)では旧本店ビルの空きスペースを、学生さんから高齢者まで地域の方々に利用してもらっている。最近、そこで、週に1度、子ども食堂が開催されるようになったので、新入職員と一緒に参加してきた。 まだ、言葉を話さない小さな子でも他人に慣れているのだろう、初対面のじいさんにす...
「たべっ子どうぶつ」コラボ家電 カステラ用のホットプレート
家電・雑貨企画販売のライソン(大阪府東大阪市)は、ギンビス(東京都中央区)のロングセラーのビスケット「たべっ子どうぶつ」とコラボした家電「たべっ子どうぶつカステラメーカー」を、全国の量販店やライソン公式オンラインショップで売り出した。参考店頭価格は4950円。 「たべっ子どうぶつカステラメーカー」...
農業経営体100万割れ 週間ニュースダイジェスト(6月26日~7月2日)
農家や法人などの農業経営体の数が2022年に前年比5.4%減の97万5100と、初めて100万を割り込んだことが農林水産省の農業構造動態調査(2月1日現在)で分かった(6月28日)。調査開始の05年は200万9380あり、17年でほぼ半減したことになる。農水省は高齢化に伴う個人の離農進行が響いたと...
弁当作りはSTEAM教育 上岡美保 東京農業大学教授 「子どもが作る弁当の日...
弁当作りを通して子どもたちを育てる取り組み「子どもが作る弁当の日」。食育の効果を研究する東京農業大学の上岡美保教授が、STEAM教育の視点から「子どもが作る弁当の日」を考察した。(写真:「弁当の日」応援プロジェクトより、撮影:子どもが作る弁当の日提唱者・竹下和男、以下同) 今わが国では、子どもたち...