関心は「おなか」改善 機能性表示食品、摂取率高い女性60代以上 飯塚智之 矢...
コロナ禍での健康意識の高まりや、新しい生活様式の中で見られる健康問題などを背景に、食品市場で開発・展開が活発化しているのが機能性表示食品であり、このような状況下において、矢野経済研究所は2022年9月に消費者調査を実施し、機能性表示食品に関する認知・摂取状況や関心について、20代以上の5790人か...
味のよさは石膏の循環から 波佐見焼入りの米粉クッキー 陣内純英 西海みずき信...
波佐見観光協会(長崎県波佐見町)の正面に「陶箱クッキー」がディスプレーされている。「ながさき手みやげ大賞」などを受賞した逸品だ。地元の米粉を使い、農家のお母さんたちが手作りする。容器の陶箱はもちろん波佐見焼。波佐見が力を入れるクラフトツーリズム(工房などを訪れる体験・体感型の観光)のお土産に最適だ。...
農業集落調査は継続 週間ニュースダイジェスト(11月6日~12日)
野村哲郎農相は記者会見で、廃止の方向で検討していた2025年の農林業センサスの農業集落調査について、学識経験者らからの反対を受け、調査方法を見直した上で継続する方針を明らかにした(11月8日)。 農水省は農業集落調査で、個人情報保護条例で集落の事情に詳しい対象者の把握が困難になっていることなどを理...
免疫強化、ダイエットでトレンドに プロテイン食品、取りすぎにリスクも 畑中三...
いま「空前のプロテインブーム」だといわれる。たしかにこの1、2年、スーパーやコンビニの棚にはパッケージ表側の目立つ場所にタンパク質量を表示する食品がやたらと増えた。以前、数値を出してアピールしたのはカロリーの低さと食物繊維の多さだったが、トレンドは完全にタンパク質に移っている。 総称して「プロテイ...
足下の宝を見逃すな 京都の水産資源を学ぶ 佐々木ひろこ フードジャーナリスト...
昨年9月、私たちの団体はそれまでの東京に加え、新たに京都チームを立ち上げた。岡崎にあるイタリアンレストラン「チェンチ」の坂本健シェフから、「京都にも水産資源問題にアプローチしたい料理人がたくさんいる。ぜひチームで学び活動したい」との打診があったのがきっかけだ。 15人のシェフメンバーはすぐに集まり...
「巨大顕微鏡」仙台に 次世代放射光施設、ナノの世界を可視化 影井広美 ジャー...
仙台市の東北大青葉山新キャンパスで「次世代放射光施設」(愛称ナノテラス)の建設が進んでいる。極めて明るい放射光を使い、ナノメートル(ナノは10億分の1)の世界を可視化する〝顕微鏡〟だ。東京ドームが入る巨大さで、2024年度に本格稼働すると世界最高性能の施設となり、食品や環境関連など企業の利用も進む...