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農林中金、初のグリーンボンド  ドル建て1100億円調達

2021.09.16

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農林中金、初のグリーンボンド  ドル建て1100億円調達の写真

 農林中央金庫は9月15日、環境対策に使い道を限定したグリーンボンド(環境債)を発行すると発表した。同金庫にとっては初の環境債。

 「農林中央金庫法」に基づいて発行が認められた農林債として、期間が5年と10年の環境債をそれぞれ米ドル建てで5億㌦発行し、総額10億㌦(約1100億円)を調達する。外貨調達基盤をより強固にするとともに、再生可能エネルギー事業など環境改善に資する事業へ投融資するのが狙い。

 同金庫は、2019年度から農林水産業や地域の持続可能性にビジネスを通じて貢献することを目指し、「サステナブル経営」に取り組んでおり、環境債などの発行を通じて「持続可能な環境や社会の実現に貢献していく」としている。

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