農業基本法改正案が衆院通過 週間ニュースダイジェスト(4月14日~4月20日)
▼農業で適正な価格転嫁要望 基本法改正で公聴会(4月15日) 政府が国会に提出した食料・農業・農村基本法改正案を巡り、衆院農林水産委員会の地方公聴会が札幌市と鹿児島市で開かれた。農業関係者らが出席し、適正な価格転嫁を要望する意見などが出た。 ▼3月訪日客初の3百万人超 四半期で消費1.7兆円(4月...
「水産未来サミット」は危機感から開かれた 中川めぐみ ウオー代表取締役 連載...
「日本の水産業を本気で改革したい人は、この指とまれ!」(写真はイメージ) ある1人の水産関係者の呼びかけに応えて、北海道から沖縄まで全国の熱意ある水産関係者たちが100人以上も集まったのは、3月半ばの宮城・気仙沼。「第1回水産未来サミット」と銘打つこの会に、筆者も運営メンバーの1人として参加しまし...
限界集落の救世主となるか「土佐ジロー」 沼尾波子 東洋大学教授 連載「よんな...
高知県安芸市畑山に県の地鶏「土佐ジロー」を味わえる「ジローのおうち」という宿がある。 この宿にたどり着くのはなかなか大変だ。畑山は市の中心部から北に車で40分ほど山に入った地域にある。安芸川と崖に挟まれた道路は細く曲がりくねっている。車が擦れ違う幅もなく、対向車がいつ来るかと気が気でない。携帯電話...
高齢単身世帯、50年に20% 週間ニュースダイジェスト(4月7日~4月13日)
▼給与、物価高に追い付かず 実質賃金マイナス最長並ぶ(4月8日) 厚生労働省が公表した2月の毎月勤労統計調査(速報)によると、物価変動を考慮した従業員1人当たりの実質賃金は前年同月から1.3%減った。マイナスは23カ月連続で、リーマン・ショックによる景気低迷期と並び最長。名目賃金に相当する現金給与...
中山間地域、不利な条件を強みに変える 青山浩子 新潟食料農業大学准教授 連載...
担い手不足、耕作放棄地といった農業の問題は、とりわけ田畑が山の斜面に沿って広がる中山間地域で深刻だ。日本の全耕地面積の約4割が中山間地域にある。こうした不利な条件を強みに変え、挑戦を続ける地域がある。新潟県上越市にある清里地区だ。(写真はイメージ) 人口は約2500人。農地の約3割が山間地にある。...
自民裏金39人処分 週間ニュースダイジェスト(3月31日~4月6日)
▼断水解消難航、避難8千人 能登地震から3カ月(3月31日) 関連死を含め244人が亡くなった能登半島地震は発生から3カ月。石川県の避難者は8109人に上り、県内5市町では約7860戸で断水が続く。完全復旧の見通しは立っておらず、発生3カ月でほぼ全ての断水が解消した2016年の熊本地震と比べ、遅れ...