原発処理水を海洋放出 週間ニュースダイジェスト(8月20日~8月26日)
▼ヒグマ「OSO18」を駆除(8月22日) 北海道釧路総合振興局は、釧路町で7月に駆除されたヒグマの毛のDNA型が道東部で放牧中の牛を次々と襲撃していたヒグマ「OSO(オソ)18」と一致したと明らかにした。オソ18は2019年夏以降、釧路町に隣接する標茶町と厚岸町で計66頭の飼育牛を襲ったとされ...
林業のもうけ、森林所有者に恩恵を 赤堀楠雄 材木ライター 連載「グリーン&ブ...
「最近は間伐をさせてくれ、作業道を作らせてくれと、いろいろな業者がやって来て、ウチの山ではいつも誰かが作業している。しかし、所有者である自分にはほとんどお金が入ってこない」 九州のある地域でかなりの面積の森林を所有している林家がこのように、ため息交じりに話すのを聞いたのは、もう20年近くも前のこ...
処理水放出、影響は未知数 香港の食品見本市、反応分かれる NNA
東京電力福島第1原発の処理水が海洋放出された場合に10都県産の水産物を禁輸する計画を香港政府が発表していることに対し、香港で開催された食品見本市に出展した日本や香港の食品関連企業や来場者の間ではさまざまな反応が見られた。日本の出展者は会場に専門家を配置するなど安全性の説明を強化。対象外の地域や食品...
「健康志向」で脚光 ヨーグルト専門店 上海在住・野村義樹 連載「中カツ!通信...
中国では、ゼロコロナ政策が緩和された今でも「健康志向」は消費のキーワードである。健康の三大要素として、よく挙げられる「適度な運動」「適切な食事」「休養(睡眠含む)」それぞれの領域においてトレンドに乗ったビジネスの成長が目立つ。ソフトバンクグループも出資する在宅フィットネスサービス「Keep」は香港...
高栄養・持続可能な製品開発 シンガポールの食品メーカー NNA
シンガポールでフードテック(先端食品技術)のスタートアップが、栄養価の高い製品やサステナビリティー(持続可能性)関連製品の開発を加速している。消費者の間で健康や環境に対する意識が高まっていることが背景にある。政府の支援も受けながら、今後も国内外で市場を開拓する動きが続きそうだ。 シンガポールのア...
「紛争木材」の国際取引続くミャンマー 制裁の包囲網、抜け穴ふさげず NNA
ミャンマーで、軍事政権に対する米欧の標的制裁が強まる一方、国際的な足並みがそろわずに抜け穴をふさげない状況が続いている。代表例がチークをはじめとするミャンマー産木材だ。同国で武力衝突が激化する中で「紛争木材」に該当するとの指摘が出ているが、中国やインドなど周辺国向けを中心に輸出が継続。政変後の混乱...