つくる

新着ニュース

山菜の季節が来た!  赤堀楠雄 材木ライター  連載「グリーン&ブルー」の写真

山菜の季節が来た!  赤堀楠雄 材木ライター  連載「グリーン&ブルー」

2月初めに宮城県南部の山間地に赴いた際、たまたま入ったレストランで隣り合わせた人から、近くの道の駅で「ばっけ」が売りに出ていると聞いた。 「ばっけ」とは東北の方言でフキノトウのことである。熱湯をくぐらせたフキノトウを味噌(みそ)で和えた「ばっけ味噌」は、ほろ苦い味わいが箸休めによく、酒にも合う。 ...

ジビエで能登への思いも  畑中三応子 食文化研究家  連載「口福の源」の写真

ジビエで能登への思いも  畑中三応子 食文化研究家  連載「口福の源」

「第8回ジビエ料理コンテスト」の結果が1月31日に発表された。駆除したシカとイノシシを食肉として活用するため、魅力的なレシピの開発を奨励し、ジビエ料理の普及を図るのが目的。私は第6回から審査員を務めている。 国産シカ・イノシシ肉を使ったおいしくて安全な料理であれば、和洋中エスニックのジャンルを問わ...

東日本大震災から能登半島地震へ 被災者たちの伝言  菅沼栄一郎 ジャーナリスト  連載「よんななエコノミー」の写真

東日本大震災から能登半島地震へ 被災者たちの伝言  菅沼栄一郎 ジャーナリスト ...

奥能登の石川県輪島市の古民家で1月下旬の寒い夜、30人ほどの地元被災者らと向き合った際、東日本大震災の復興に携わった2人が話していた。 「この13年間、苦しいことばかりだった。もっとうまくできたのに、との反省ばかり。これから、復興を立ち上げる皆さんに経験を伝えたい」 宮城県石巻市雄勝町の阿部晃成さ...

「農辞苑」の運用開始 農家向け課題解決ポータル JA系アグリベンチャーラボの写真

「農辞苑」の運用開始 農家向け課題解決ポータル JA系アグリベンチャーラボ

JAグループのイノベーションラボである一般社団法人AgVenture Lab(アグリベンチャーラボ)は27日、農業者や農業団体向けの課題解決ポータルサイト「農辞苑」の運用を始めた。 農業を支援する数多くのサービスの情報を一元的に集約し、課題の解決策を提供、情報の提供者と利用者のマッチングを促進する...

日経平均株価が史上最高値  週間ニュースダイジェスト(2月18日~2月24日)の写真

日経平均株価が史上最高値  週間ニュースダイジェスト(2月18日~2月24日)

▼ウクライナ復興へ連帯 農業などで協力文書(2月19日) 岸田文雄首相は「日ウクライナ経済復興推進会議」で、ロシアの侵攻が続くウクライナの経済再建へ連帯を表明した。技術力や震災復興の経験を生かした「日本ならではの貢献」をアピールし、農業やデジタルといった7分野で計56の協力文書を交わした。 ▼住宅...

恵方巻きを憂う  野々村真希 農学博士  連載「口福の源」の写真

恵方巻きを憂う  野々村真希 農学博士  連載「口福の源」

今年の節分も恵方巻きがたくさん捨てられたのだろうか。 以前、関西に住んでいたころは、節分は好きな行事の一つだった。近所の神社で行われる節分祭や、祖母がつくる素朴な巻きずしを東北東とか西南西とかいうややこしい方角を向いて食べることが、毎年楽しみだった。けれどもいつからか私の中で、節分はスーパーやコン...