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クマ銃猟、市街地も可能に  週間ニュースダイジェスト(7月7日~13日)

2024.07.16

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 ▼東京都知事に小池氏3選 石丸伸、蓮舫氏ら破る(7月7日)
 任期満了に伴う東京都知事選は7日投開票され、無所属現職の小池百合子氏(71)が270万票以上を獲得し、無所属新人の前広島県安芸高田市長石丸伸二氏(41)、無所属新人の前参院議員蓮舫氏(56)らを破って3選を果たした。小池都政2期8年の評価や少子化、災害対策が主な争点となった。

 ▼長崎・対馬でクラゲ大幅増 15年ぶり水準、拡大懸念も(7月8日)
 水産庁は漁業被害をもたらすエチゼンクラゲが長崎県の対馬沿岸で大幅に増えていると発表した。2日の目視調査では韓国側の海域に2113匹、九州側に616匹が確認された。1回の調査で2千匹を超えるのは2009年以来15年ぶりの水準で、水産庁は漁業者に対し今後の発生情報に注意するよう呼びかけている。

 ▼クマ銃猟、市街地も可能に 条件付き緩和、環境省(7月8日)
 昨年度、219人と過去最多の人身被害を出したクマの市街地出没対策に関し、環境省の専門家検討会は鳥獣保護管理法を改正し、市街地での銃猟が可能となる要件を条件付きで緩和する対応方針をまとめた。同省は次期国会で改正を目指す。

 ▼鳥インフル、人感染力増か 米酪農場で拡大、東大分析(7月8日)
 米国の酪農場で乳牛への感染が相次ぐ高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1)は、人の鼻や喉の細胞に結合する能力を獲得し、鳥だけでなく人の細胞への感染力も増した可能性があると、東京大の河岡義裕特任教授(ウイルス学)らのチームが英科学誌ネイチャーで発表した。

 ▼最低賃金、労使議論本格化 7月下旬に目安額(7月10日)
 厚生労働省の中央最低賃金審議会は小委員会を開き、賃金の下限に当たる最低賃金を巡る労使の議論を本格化させた。7月下旬に引き上げ目安額をまとめる。現在の最低賃金の全国平均時給は1004円。物価高騰や春闘の結果を踏まえ、過去最大の43円増となった2023年度を上回る水準を軸に、1050円をにらんだ調整が進む見通し。

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