楽曲 「 ひとつぶ」で踊ろう JA全農の国産米キャンペーン
全国農業協同組合連合会(JA全農)は11日、国産米消費拡大の取り組みの一環として、「お米・ごはん」をテーマにした楽曲「ひとつぶ」とダンスを、Web( 特設サイト)で公開した。 「ひとつぶ」を歌うのは、名前に「田」のつく男性2人組アーティスト吉田山田(よしだやまだ)さん。楽曲は吉田山田さんと映像作品...
菅農政で追い込まれる農業 小視曽四郎 農政ジャーナリスト
「雪深い秋田の農家の長男に生まれ...」は菅義偉首相がよく使う枕言葉だ。が、この一言で菅氏の政治、中でも農政に過大な期待を抱けば大きな落胆の覚悟が必要だろう。奥羽山脈の山あいの町の出は確かだが、その実「田舎嫌い」の反地方派、かつ農業への思い入れはなく、大の農協嫌いは定説だ。(写真はイメージ) 相次...
対日コメ輸出で揺さぶりも TPP復帰は困難か 米次期政権の対日通商政策
米大統領選挙で当選が確実になったバイデン氏にとって、次期政権での最大の課題は、国民の分断の修復だ。従って通商政策においても、環太平洋連携協定(TPP)復帰のような国論を割る課題に直ちに着手するとは思えない。確かにTPP離脱を決めたのはトランプ政権だが、TPPに関しては民主党の左派も強く反対しており...
産地と消費者の相互理解こそ重要 気象災害激甚化と持続可能な農業を議論
農業経営者育成の専門教育機関である日本農業経営大学校(東京都港区、堀口健治校長)は29日、気象災害が激甚化する中で、持続可能な農業をどう実現するかについて農業関係者が意見交換するイベントを、東京・大手町で開いた。 登壇したのは、産官学の連携組織「気象ビジネス推進コンソーシアム」の越智正昭人材育成ワ...
試される首相の「度量」 「胆力」示した農水政策研
日本学術会議が推薦した新会員候補105人のうち6人の任命を、菅義偉首相が拒否した。さらに菅政権は、日本学術会議を行政改革の対象として検証する方針だ。「学問の自由の侵害には当たらない」という政府の説明を信じたいところだが、予算や事務局定員の妥当性について「聖域なく見ていく」(河野太郎行革担当相)とい...
被災の村から〝羊肉革命〟 山田昌邦 共同通信福島支局長
「この村から世界に通用する羊肉を」。福島県東部を縦断する阿武隈高地。その山あいにある葛尾村の吉田健さん(45、写真左=筆者撮影、以下同)は妻美紀さん(34)とともに新たな手法で羊の肥育に取り組み、高品質な羊肉を生産している。 健さんは隣接する田村市と葛尾村の2カ所で、両親と計約1200頭の黒毛和牛...