深刻な後継ぎ不足 危機感ない岸田首相 小視曽四郎 農政ジャーナリスト
4年ぶりの政権選択選挙。長い「自民党総裁選劇場」の後で新総裁・新首相にたどり着いたのは「聞く力」が得意の岸田文雄氏。第100代とは区切りはいいが、農業・農政との関わりは薄い。 しかも国民の生活や産業、政治の現実に対し、正面から「語る勇気」が感じられなかったという人も多いのではないか。岸田氏にしてみ...
「小沢落選」が象徴する農村の衰弱 野党、農政の戦略練り直しを迫られる 共同通...
10月31日投開票の衆院選で農村部に二つの衝撃波が走った。一つは、不敗神話を誇る立憲民主党重鎮の小沢一郎氏の選挙区(岩手3区)での敗北(比例で復活当選)。もう一つは日本維新の会の大躍進だ。農村に厳しい競争原理を持ち込んだ安倍晋三政権の政策からの転換を期待していた有権者は、都市部の声の大きさを思い知...
ゲノム編集表示の義務化は必要 食品流通の本格化へ再考を 共同通信アグリラボ所...
ゲノム編集技術を応用した食品が身近になってきた。血圧の上昇を抑える効果があるとされるGABA(ギャバ)を通常の4~5倍含むというトマトのオンライン販売が9月15日に始まり、翌々日の17日には、筋肉の成長を抑えている遺伝子の作用を止め肉厚に養殖したマダイの予約販売が始まった。 芽にたまる毒を減らした...
問題視される技能実習制度 米国務省の人身売買報告書 共同通信アグリラボ所長 ...
「多様性と調和」をコンセプトの1つに掲げた東京2020(五輪・パラリンピック)が終わり、人権についての認識が深まったと期待したい。この開幕直前のタイミングで米政府が公表した人身売買に関する報告書は、外国人労働者の人権について問題を指摘しており、農業生産にも直結する身近な課題として真剣に受け止めるべ...
北朝鮮「食糧難」は要注意 90年代は日米韓を手玉 杉田弘毅 共同通信特別編集...
北朝鮮が食糧難である。新型コロナウイルスや昨年の水害、今夏の干ばつが原因だという。(写真はイメージ) 金正恩・朝鮮労働党総書記は6月の党中央委員会総会で「食糧事情の切迫」を認め、7月には「戦争状態と変わらない試練」と危機感をあらわにした。 北朝鮮は寒冷地にあり農業に向いていない。冷戦時代はソ連の食...
「カロリーベース」の呪縛解け 新指標創設が急務 共同通信アグリラボ所長 石井...
新型コロナウイルスの感染拡大やパラリンピックのニュースに埋没してしまったが、2020年度の食料自給率(カロリーベース)は、前年度より1㌽低い37%で過去最低の水準だった。少し前なら「自給率低下は日本の食と農の危機」と大きく報道されただろう。しかし大手メディアはそろって地味な扱いで、いわゆる「ベタ」...