農村撤退の分岐点 復旧遅れる能登半島 アグリラボ編集長コラム
年初の震災から半年余り、7月10日に輪島市中心部から南へ約1キロメートルの商業施設「ワイプラザ輪島店」で朝市が復活した。オレンジ色のテントの下で、地元の約30店が地元の農産・水産物、加工食品、工芸品などを会話を交わしながら売る日常が、部分的だが戻ってきた。 一方、約1.5キロメートル離れた本来の開...
消費者は、食料・農政のチェック役に 小視曽四郎 農政ジャーナリスト 連載「グ...
5月29日の参院本会議で可決、成立し、6月5日施行となった改正食料・農業・農村基本法。食料安全保障の確保を新たに基本理念に位置付け、農政を再構築しようという改正法である。(画像はイメージ) その第14条に「消費者の役割」がある。ほとんど注目されていないが、いわく、食料、農業、農村に関する理解を深め...
歩行者の安全性を意識したまちに 藤波匠 日本総合研究所調査部上席主任研究員 ...
長期にわたり減少トレンドであった交通事故件数が、ここ3年ほど下げ止まっています。 警察庁によれば、わが国の交通事故件数は、95万件であった2004年をピークに、1年に4万件のペースで減少し、20年に前年比7万件の大幅減となって以降はほぼ横ばいで推移しています。事故件数同様、減少傾向にあった交通事故...
ヤンマー、フィリピンで水田メタン削減の実証試験 NNA
ヤンマーホールディングスは6月28日、フィリピンの水田由来のメタンを削減する取り組みで、環境スタートアップのフェイガー(東京都港区)と協業すると発表した。間断かんがい技術(AWD)と呼ばれる節水型の水管理手法を用いて農業分野の脱炭素化に取り組むとともに、炭素排出権の創出による農業生産者の収益確保を...
新紙幣20年ぶり発行 週間ニュースダイジェスト(6月30日~7月6日)
▼年金水準、33年後2割減 「現役収入の半分」維持(7月3日) 厚生労働省は公的年金の健全性を5年に1度点検する財政検証の結果を公表した。過去30年と同程度の経済状況が続く標準的なケースを見ると、現役世代の収入と比べた年金額の給付水準は2024年度の61.2%から33年後の57年度に50.4%とな...
おいしい!「衝動」が地域と未来を変える 中川めぐみ ウオー代表取締役 連載「...
「日本中の元気がない漁師町を回って、魚の締め方を伝えて価値を高め、盛り上げていくのが夢ながやちゃ!」(写真はイメージ) 少年のような瞳で、そう話すのは富山県魚津市の漁師、浜多虎志(はまだ・たけし)さん。通称"虎(とら)さん"は漁師になって20年、今年50歳の節目を迎えました。漁業界では若手と呼ばれ...