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新米31年ぶり高値  週間ニュースダイジェスト(10月13日~10月19日)

2024.10.21

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 ▼北海道、16年連続魅力首位 都道府県ランキング(10月13日)
 民間シンクタンク「ブランド総合研究所」(東京)は2024年の都道府県魅力度ランキングを発表し、北海道がトップ、2位京都府、3位沖縄県となった。北海道は、都道府県別調査を始めた09年から16年連続の首位。2、3位も昨年と同じだった。最下位は佐賀県となった。北海道は札幌市や函館市など観光都市が多いことなどが評価された。

 ▼裏金争点、政権信任問う 物価高、安保でも論戦(10月15日)
 第50回衆院選が公示され、27日の投開票に向けて12日間の選挙戦に入った。石破茂首相(自民党総裁)の下での自民、公明両党連立政権の信任を問う。派閥裏金事件を受けた「政治とカネ」への対応が最大の争点となる。与野党は物価高克服に向けた経済や安全保障政策を巡っても論戦を展開する。9党など1344人が立候補し、うち女性候補数は314人で過去最多となった。

 ▼訪日消費5.8兆円 1~9月、はや過去最高(10月16日)
 観光庁は7~9月に日本を訪れた外国人の宿泊や買い物などの消費額(1次速報)が1兆9480億円だったと発表した。1~9月で5兆8582億円となり、年間で過去最高だった2023年の5兆3065億円を早くも上回った。9月の訪日客は推計287万2200人と9月として最多を記録。1~9月では2688万200人に上り、23年の年間累計を超えた。

 ▼新米31年ぶり高値 業者間、前年比48%上昇(10月18日)
 農林水産省は出荷団体と卸売業者が売買する際の価格を示す「相対取引価格」で、2024年産米の9月の全銘柄平均が玄米60キロ当たり2万2700円だったと発表した。1993年に「平成の米騒動」で年平均2万3607円を付けて以来、31年ぶりの高値。昨夏の猛暑で23年産米が品薄となった影響で、前年同月と比べると48%(7409円)上昇した。

 ▼農業特化型AIを新開発 三重で試験運用、農研機構(10月18日)
 茨城県つくば市の農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は気候や土壌の情報などを学習した農業特化型の人工知能(AI)を開発し、三重県のイチゴ栽培で試験運用を始めると発表した。生成AIによる専門知識の提供で農作業の効率化につなげる狙いだ。

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