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NZキウイで手軽に栄養摂取　　ゼスプリがシンポジウム　　

2020.10.21

　ニュージーランド産のキウイ輸入・販売を手掛けるゼスプリインターナショナルジャパン（東京）はこのほど、東京都内でシンポジウムを開き、新型コロナウイルス感染拡大で消費者の健康志向が強まる中、キウイが持つ免疫力を高める効果や手軽に栄養摂取できる魅力について報告した。

　シンポジウム前半では、ニュージーランドから3人の専門家がオンラインで登壇し、キウイの心身両面への健康効果を報告した。

　後半では、日本薬科大学薬学部教授で、ひめのともみクリニック（東京）の姫野友美院長が登壇。キウイに含まれるタンパク質分解酵素・アクチニジンや、キウイが多く含むビタミンC、葉酸の重要性を解説した。

　同クリニックの管理栄養士・大柳珠美さんは、日常に取り入れたいキウイのレシピの例として、「キウイと小松菜のスムージー」（写真）などを紹介した。

　皮ごとのキウイ1個と無糖ヨーグルト100g、小松菜1束をミキサーにかけるだけの「キウイと小松菜のスムージー」は、皮に食物繊維、葉酸ビタミンE、ポリフェノールが含まれているため、1杯で栄養が確保できる。皮ごとミキシングすることで、果肉だけと比べて食物繊維がより多く取れるという。

　キウイの輸入量や金額は増加傾向にあり、ニュージーランドからの輸入が最も多い。