家庭に定着、輸出も拡大 伸び続く無菌包装米飯 清水豊 矢野経済研究所フードサ...
無形文化遺産にもなった「和食」は、健康志向の高まりから世界的なブームとなっている。農林水産省の推計によると、世界各国の日本食レストランは2021年に約15万9000店と、全世界的な新型コロナウイルス感染症拡大にもかかわらず、19年からほぼ横ばいとなっている。 日本食レストランは北米とアジアに集中し...
ミャンマー撤退を発表 キリン、国軍系ビール合弁解消図る
キリンホールディングスは14日、ミャンマー国軍系企業とのビール事業から撤退すると発表した。キリンは「6月末までに決着させる」としている。 ビール事業を手掛ける合弁会社はミャンマー最大手のミャンマー・ブルワリーと、中堅のマンダレー・ブルワリー。両社にはキリンが51%、国軍系企業が49%を出資している...
豊かな海を未来へ 食文化つなぐ責務 佐々木ひろこ フードジャーナリスト(Ch...
「先人から受け継いだ食文化を未来につなぐのは、私たち料理人の責務。(魚が減り続けるなか)あの時何もしなかった、という格好悪い大人になりたくない」 2019年10月末の日比谷・東京ミッドタウンホール。これはChefs for the Blue(シェフス・フォー・ザ・ブルー)が主催した飲食業界向け大型...
台湾、日本産食品解禁へ 週間ニュースダイジェスト(2月6日~12日)
台湾行政院は2011年の東京電力福島第1原発事故後に課してきた日本産食品の輸入禁止措置を、2月中にも解除する方針を示した(2月8日)。日本との関係改善を急ぎ、中国と競う環太平洋連携協定(TPP)加盟交渉で優位に立ちたいとの思惑がある。日本にとっては、農林水産物・食品の輸出額が4位(21年)の台湾へ...
地元食材にこだわったシューマイ 長岡市「にいがた縄文火焔蒸」
新潟県長岡市の信濃川流域で出土した縄文時代の「火焔(かえん)型土器」をモチーフに、ホテルニューオータニ長岡が、地元の農家、加工業者らと協業して「にいがた縄文火焔蒸し:シュウマイ」(写真)を開発、発売した。 徹底的に地元産の素材にこだわり、新潟県産の古代米と豚肉で作った餡(あん)に長岡大積のタケノコ...
農産物輸出1.2兆円 週間ニュースダイジェスト(1月30日~2月5日)
農林水産省が発表した2021年の農林水産物・食品の輸出額は、前年比25.6%増の1兆2385億円と、初めて1兆円の大台に乗せた(2月4日)。コロナ禍に伴う巣ごもり消費に対応したインターネット販売や、小売店向けなど新たな販路が好調だったことが要因。政府はさらに25年に2兆円、30年に5兆円へと増やす...