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生乳流通改革で指針案  週間ニュースダイジェスト(3月13日~19日)の写真

生乳流通改革で指針案  週間ニュースダイジェスト(3月13日~19日)

生乳の流通は農協系の指定団体の立場が強く、酪農家や中小乳業メーカーの出荷や調達先の選択が制限されているとの批判があり、政府の規制改革推進会議が農林水産省に対応を促している。 同省は公正取引を促す指針案を作成し、規制改革会議で示した(3月14日)。酪農家が農協以外に出荷した場合、農協の事業を利用でき...

福島沖水揚げ事故前の2割  週間ニュースダイジェスト(3月6日~12日)の写真

福島沖水揚げ事故前の2割  週間ニュースダイジェスト(3月6日~12日)

東日本大震災から11年が経過した(3月11日)。東京電力福島第1原発事故で大きな被害に遭った福島県の沿岸漁業は、水揚げ量が事故前の2010年の2割にとどまっている。23年春にも放射性物質トリチウムを含む原発の処理水の海洋放出が始まる見込みで、新たな風評被害が懸念され、試験操業を重ねる漁業者らの反発...

防災食品市場は伸び悩みへ  21年度は入れ替えで2割増  矢野経済研究所の写真

防災食品市場は伸び悩みへ  21年度は入れ替えで2割増  矢野経済研究所

矢野経済研究所がこのほど発刊した市場調査資料「2022年版 災害大国日本で注目集める防災食品市場の現状と展望」によると、2021年度の国内防災食品市場はメーカー出荷金額ベースで、前年度比21.0%増の約313億円となる見通しだ。 21年3月に東日本大震災から10年の節目となり、メディアが防災特集を...

世界市場5000億円に迫る  代替タンパク質、30年に3.3兆円へ  矢野経済研究所の写真

世界市場5000億円に迫る  代替タンパク質、30年に3.3兆円へ  矢野経済研...

矢野経済研究所がこのほど発刊した市場調査資料「2022年版 代替タンパク質 <代替肉(植物由来肉・培養肉)・昆虫食>の将来展望 ~フードテックが解決する持続可能な食の未来~」によると、植物由来肉や培養肉、培養シーフードといった代替タンパク質の世界市場規模は2021年に、メーカー出荷金額ベースで48...

実用化近づく培養肉  コストダウン進む  前田佳栄 日本総合研究所創発戦略センターコンサルタントの写真

実用化近づく培養肉  コストダウン進む  前田佳栄 日本総合研究所創発戦略センタ...

代替肉が一層の盛り上がりを見せている。植物肉を使った商品の販売に関するニュースを目にすることが増えており、後発である培養肉についても実用化が近づいている。(写真はイメージ) 牛や豚などの家畜から採取した細胞を人工的に培養して作られる培養肉が、「本物の肉」として注目されている。 世界で初めて培養肉が...

小麦相場さらに上昇  週間ニュースダイジェスト(2月27日~3月5日)の写真

小麦相場さらに上昇  週間ニュースダイジェスト(2月27日~3月5日)

シカゴ穀物市場の小麦価格が、約14年ぶりの高値を付けた(3月4日)。日本の小麦輸入は米国やオーストラリア、カナダからだが、国際相場が上がれば小麦の輸入を管理する日本政府が製粉会社などに売り渡す価格の上昇を通じ、パンや麺類が値上がりする可能性がある。 国連食糧農業機関(FAO)が発表した2月の世界の...