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こども食堂が新マップ  全国3116カ所掲載

2022.04.22

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こども食堂が新マップ  全国3116カ所掲載の写真

 NPO法人「全国こども食堂支援センターむすびえ」は22日、全国のこども食堂の地図「ガッコム・むすびえ こども食堂マップ」を刷新したと発表した。

 都道府県や社会福祉協議会、地域ネットワーク団体がホームページで公開しているこども食堂の情報を地図化した。地図か自治体一覧からこども食堂の名前と位置・住所が分かり、地図上のマークをクリックすると、情報提供元のリンク先から情報が得られる。

 こども食堂は2021年末時点で6014カ所あるが、地図には都道府県などから情報提供があった3116カ所(2022年1月時点)が掲載されているという。掲載が半数程度にとどまっているのは、こども食堂の情報を自治体が把握していなかったり、存在自体や開催情報を広く知らせていない個所があったりするため。

 むすびえの湯浅誠理事長は記者会見で「最寄りのこども食堂がどこにあるか分かることは重要なこと。自治体にもっと情報を提供してもらい、地図は1年に1度くらい更新したい」と説明した。

 地図はむすびえと、学校・学区情報を提供する株式会社ガッコム(山田洋志社長)が共同で開発した。こども食堂は2025年には、全小学校区に1つ以上ある状態を目指しており、地図では各小学校区にこども食堂があるかないかが分かるようになっている。

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