越の食品大手、コメ対日輸出拡大 東京の地銀が協力、最大5倍に NNA
ベトナムの食品流通大手タンロングループは、日本の地方銀行のきらぼし銀行(東京都港区)と協力して、ベトナム産ジャポニカ米の対日輸出を拡大する。2024年は日本政府のミニマムアクセス(最低輸入量)制度を活用して3000トンを輸出したが、25年度は3~5倍に増やす。タンロンは南部メコンデルタ地域の契約農...
第2次石破内閣発足 週間ニュースダイジェスト(11月10日~11月16日)
▼第2次石破内閣発足 少数与党、年収の壁焦点 農相に江藤拓氏(11月11日) 第2次石破内閣が11日夜、発足した。発足に先立ち、第215特別国会が召集され、石破茂首相が第103代首相に選出された。衆院選大敗に伴う少数与党内閣で、国民民主党が主張する「年収の壁」見直しの成否が、当面の政権運営の焦点と...
モー充実のミルク散歩 畑中三応子 食文化研究家 連載「口福の源」
10月の秋晴れの日、「ブラミルク@横浜」に参加した。歴史資料を調査し、発掘した地域に眠るミルク遺跡を寄り道しながら巡り歩く。乳文化の愛好者が集う「ミルク1万年の会」が催すイベントだ。(写真:根岸の牧場跡から向こうに見える城のような建物は旧競馬場の一等スタンド、筆者撮影) 幕末に西洋式の牧場が開かれ...
米大統領選、トランプ氏圧勝 週間ニュースダイジェスト(11月3日~11月9日)
▼2地域居住、官民で促進 連携強化へ新組織(11月4日) 都市と地方に生活拠点を持つ2地域居住を促進しようと、自治体や企業などで構成する新組織が10月、発足した。国土交通省など国も協力する。人口減少と東京一極集中が続く中、官民連携を強化することで地方へ人の流れを生み出し、地域での担い手確保や消費拡...
サケの未来は 佐々木ひろこ フードジャーナリスト 連載「グリーン&ブルー」
「サケについてもっと知りたい」。長くそう思っていたところ、シロザケ(以下サケ)の遡上(そじょう)が本格化する10月初旬、北海道東部の網走漁業協同組合を訪ねる機会をいただいた。(写真:網を巾着状に手繰り寄せ、中心に集めたサケを、小さい網ですくい漁倉に流し込む。見事なチームプレーだ) 世界有数の漁場、...
フードテック考 鬼頭弥生 農学博士 連載「口福の源」
持続可能な食料の生産・流通・消費を目指す方向性の中で、「フードテック」としてさまざまな技術が開発されつつある。中でもしばしば話題となるのは、生産にかかる環境負荷の大きい肉類の代替となるタンパク質の生産・製造技術である。(画像:心に浮かぶのは恐怖か嫌悪か好奇心か、筆者画) 一口に代替タンパク質といっ...