豪の農産物輸出額が過去最高に アジア向けが急拡大 NNAオーストラリア
オーストラリアの農林水産省が1月29日、2022/23年度(22年7月-23年6月)の農林水産物の輸出額が前年度比17%増の804億豪ドル(1豪ドル=約96円)と、過去最高になったと発表した。国内の穀物生産量が増加してオーストラリア産農産物への需要が高まり、世界的な供給混乱により商品価格も上昇した...
ブロッコリーを指定野菜に 週間ニュースダイジェスト(1月21日~1月27日)
▼コメ生産目安、26県が増加 24年産、減少は9県(1月22日) 2024年産の主食用米について、生産量の目安を具体的な数値で示した37道県のうち、26県が23年の収穫量実績に比べ増加を見込んでいることが分かった。9県が減少、北海道と高知県は据え置きだった。 ▼出生数1~11月69万6千人 23年...
山あいの暮らしを潤す小さなサンタたち 赤堀楠雄 材木ライター 連載「グリーン...
昨年12月23日に新潟県村上市北部の高根集落で、地元の子どもたちや若者がサンタクロースに扮(ふん)し、集落の全世帯160戸にプレゼントを届けるというイベントが開催された。「メリークリスマス!」の声とともに小さなサンタたちが玄関の扉を開けると、住人たちは満面の笑みで出迎え、「なんてかわいらしい」、「...
和食を科学で味わう 畑中三応子 食文化研究家 連載「口福の源」
東京・上野の国立科学博物館で開催中の特別展「和食 日本の自然、人々の知恵」は、食文化を科学で料理するユニークな展覧会である。 展示は「和食って何?」という問いかけから始まる。科学的な切り口が最も冴(さ)えるのが、日本の自然と食材、和食の関係をひもとく第2章である。南北に長い日本列島は世界でも有数の...
伝統の「練馬大根」根強い人気 菅沼栄一郎 ジャーナリスト 連載「よんななエコ...
師走にしては暖かな朝。昨年暮れ、東京都練馬区の地下鉄駅近くの広場で、野菜マルシェが開かれた。 江戸時代から続く農家の20代目、相原謙介さんが仲間とともにとれたての冬野菜を並べた。用意した1本200円の練馬大根約20本は、午前10時の開店間もなく売り切れた。長い大根だと葉っぱの先まで1メートルをゆう...
ホタテ加工、越に期待大きく 中国禁輸で、販路など課題も NNA
日本産水産物の輸入を停止した中国に代わるホタテの加工拠点として、ベトナムへの期待が日本の水産業界で高まっている。人件費の安さや日本産水産物の加工実績が豊富なことなどが理由だが、販路の開拓や加工能力の規模確保といった実現に向けたハードルもある。ベトナムをホタテ加工の拠点として効果的に活用するためには...