農福連携の成功のカギは地域密着 青山浩子 新潟食料農業大学准教授 連載「グリ...
なごみの水耕(新潟県燕市)では、障がいを持つ36人がレタス類やバジル、にんにくスプラウトを水耕で栽培している。ここは障がいを持つ人が就労のための訓練をする就労継続支援B型事業所だ。介護事業を営む株式会社なごみの本間俊明社長が、兼業農家としての経験をいかし、2021年に立ち上げた。(写真はイメージ)...
豪の青果をもっと日本へ オースベジが日本バイヤー招致 NNAオーストラリア
オーストラリアの青果業界が、日本との関係強化を図り輸出拡大を目指している。業界団体のオースベジとホート・イノベーションは10月7~11日、日本企業の青果バイヤーらをビクトリア州やクイーンズランド州などに招き、現地の農場や生産施設を視察するイベントを実施した。オーストラリア農林水産省(DAFF)も協...
日本の酒類、輸入量が大幅増 韓国 ビールやウイスキーの人気衰えず NNA
韓国の海外からの酒類輸入量がマイナスに落ち込む中、日本からの2024年1~8月の輸入量は前年同期に比べ全体的に大幅なプラス成長を記録した。とりわけ、ビールとウイスキーはそれぞれ5割近い増加率を記録した。若者を中心に起きたハイボールブームが続いていることに加え、19年の日本製品の不買運動で打撃が大き...
首相トップに地方創生本部 週間ニュースダイジェスト(10月6日~10月12日)
▼景気判断7地域据え置き 日銀、北陸・東海引き上げ(10月7日) 日銀は公表した10月の地域経済報告(さくらリポート)で、全国9地域のうち北海道や東北など7地域の景気判断を7月の前回報告から据え置いた。北陸と東海は判断を引き上げた。北陸は能登半島地震からの復興が進んでいるのが主な理由で、9月の能登...
伐採跡地での焼き畑で伝統野菜づくり 赤堀楠雄 材木ライター 連載「グリーン&...
この夏、伝統的な焼き畑の作業を初めて見る機会があった。山形県鶴岡市の温海町(あつみまち)森林組合がスギを伐採した跡地の一部で毎年行っているもので、急傾斜の伐採跡地にスギの枝葉や刈り払った草木を敷き詰めて焼く。(写真:最上部から火を入れ、下方に誘導しながらじっくり焼く) 栽培するのは、この地に古くか...
くず餅あれこれ 畑中三応子 食文化研究家 連載「口福の源」
和菓子の「くず餅」には2種類ある。一つはくず粉に砂糖と水を加え、火にかけてとろみが出るまで練り、冷まして固めるだけとシンプル。光沢のある透明感が涼しげで、つるっと喉越しがいい。室町時代にはすでに茶会などで供されていたらしい。(写真:亀戸「船橋屋」のくず餅。黒蜜ときなこをかけて食べるのはどの店も共通...