消えゆく魚庭(なにわ)の老舗 木下祐輔 アジア太平洋研究所調査役
新型コロナウイルス感染症をめぐる政府の緊急事態宣言は解除されたが、われわれは完全に宣言以前の世界に戻れるわけではない。今後は各人が感染防止のための努力を続けつつ、社会活動を段階的に本格稼働させていくことが求められる。 こうした中、関西に住む人間にとって衝撃的なニュースが飛び込んできた。大阪市内にあ...
豆腐が主役のカップ麺 明星 とうふらぁめん
明星食品は(東京都渋谷区)は、麺、スープ、具材のすべてに「豆腐」を生かしたカップ麺「明星 とうふらぁめん」の「和風鶏塩豆乳」(写真左)と「中華風白麻婆」(右)を8月17日に売り出す。希望小売価格は193円。 ノンフライン麺には豆乳を練り込み、豆腐のようなつるつるで軟らかい感覚を出した。具材として植...
サイトでコロナ対応の確認可能に 生産、製造事業者のデータベース開設
慶応大SFC研究所は13日、農業生産者や食品製造業者のデータベース「WAGRI.info(食品ガイドライン連携システム)」のウェブサイト(https://www.wagri.info/)を開設し、事業者の登録受け付けを始めたと発表した。 新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、多くの農業生産者や...
「モ〜1杯」牛乳を! 畑中三応子 食文化研究家
休校による学校給食の停止と外食産業での需要の落ち込みで、行き場がなくなった牛乳の消費を推進する「プラスワンプロジェクト」を農林水産省が立ち上げたのは4月21日。ホルスタインの着ぐるみをまとった牛乳乳製品課の職員が、牛乳やヨーグルトを普段より「モ〜1杯(本)」多く買ってほしいと呼びかける動画は好感度...
新型コロナで花の産業構造が変わる 業務用の需要が蒸発、長期化の恐れ
新型コロナウイルスの感染拡大は、2月のバレンタインデーの時期から始まり、3月の卒業式、4月の入学・入社式、5月の母の日まで、花の最盛期とぴったりと重なった。東京五輪・パラリンピックに向けて準備を積み重ねてきただけに、開催の1年先送りのダメージは深刻だ。 営業自粛で業務用の需要がごっそりと消滅しただ...
「白」が売れない 「大田花き」の磯村信夫社長に聞く
新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けている花産業について、「大田花き」の磯村信夫社長(写真)に聞いた。 ―花に関連する業界が苦境に陥っている。 新型コロナによりイベントが相次いで中止となり、4月中旬以降、「鉢物3本立て胡蝶蘭」に代表される高額品が売れなくなった。葬儀も小規模になり、全体的に白い...