農業は成長戦略の草刈り場か 参院選へ議論を 小視曽四郎 農政ジャーナリスト
10月末の総選挙後、知り合いの農業関係者の口ぶりは総じてさえない。「選挙が終わって政府や自民党はコメ問題はもう終わったような気でいる」「規制改革会議は改組といったのに何もなし。これじゃ票だけもらう、やるやる詐欺だ」などのボヤき節だ。 9年近い「安倍・菅」政権による、新自由主義の弊害からの転換だの、...
茶の文化再構築プランに最優秀賞 若手農業者のビジネスコンテスト 農業経営大学...
農業経営者育成の専門教育機関である日本農業経営大学校(東京都港区、堀口健治校長)は19日、就農した卒業生が確実性を前提とした経営プランを競う「ビジネスコンテスト」を東京都内で行った。 最優秀賞(賞金200万円)は松本壮真さん(名古屋市、5期生=2019年3月卒業、写真左)の「お茶を飲む文化を再構築...
コロナ禍で代替肉普及進む 総菜、冷凍食品も 廣瀬愛 矢野経済研究所フードサイ...
2020年初頭から世界的に拡大した新型コロナウイルス感染症は、消費者の志向にも影響を及ぼした。健康への意識や食への関心が高まったことで、ヘルシーなイメージが強い「代替肉」への注目が加速している。(写真はイメージ) 従来の畜肉由来ではない代替肉は、大きく「植物由来肉」と「培養肉」に分けられる。植物由...
日本生協連会長に土屋敏夫氏 コープみらい出身
日本生活協同組合連合会は6月18日、通常総会と理事会を開き、代表理事会長に土屋敏夫副会長が昇格する同日付の人事を決定した。任期は2年。 土屋氏(写真)はコープとうきょう理事、同常務理事などを経て、さいたまコープ、ちばコープとの3生協の合併で2013年に発足したコープみらい専務理事に就任。同副理事長...
有機農産物、フードロス対応の需要も取り込み 拡大する産直市場 田中宏和 矢野...
(写真はイメージ) 「産直」とは従来の卸売市場を経由せず、産地と消費者、小売事業者、食品メーカーなどが直接、取引する流通形態を指し、産直農産品とはそこで流通する国産青果物のことをいう。 かつて農産品流通は、卸売市場を経由するのが一般的であった。商店街には八百屋が多数あり、その多くは卸売市場の主要な顧...
土産需要激減で7.6%縮小 20年度の菓子市場
矢野経済研究所の市場調査資料「2021年版 菓子産業年鑑~和・洋菓子、デザート編~」によると、20年度の和洋菓子・デザート類市場(メーカー出荷金額ベース、予測)は、前年度比7.6%減の2兆1099億円となった。(写真はイメージ) 市場は年度当初から新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、人の動きが...