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政策

涙の最終審議 「総意なき」改正基本法が成立 アグリラボ編集長コラムの写真

涙の最終審議 「総意なき」改正基本法が成立 アグリラボ編集長コラム

改正食料・農業・農村基本法は、5月29日の参院本会議で可決・成立、6月5日に公布・施行された。参院では「良識の府、再考の府」の名に恥じない審議を期待したが、与党・政府は野党の修正要求に一切応じず、法案を1本化できなかった。 農業政策は国民的課題であり、右も左もなく、党派を超えて合意形成を図るべきな...

安定的な輸入を強化 森山元農相 早大で講演の写真

安定的な輸入を強化 森山元農相 早大で講演

自民党の森山裕総務会長(元農相)は6月5日夕、早稲田大学の大隈記念講堂で「日本の農政・議員としての半世紀」と題して講演し「安定的な輸入を強化する必要がある」と述べた。自民党農林議員のトップの総合農林政策調査会最高顧問でもある同氏が、輸入の重要性を強調するのは珍しい。 「(国内に十分な農地がないとい...

食料安保の重要性を指摘 石破元農相が講演 共同通信きさらぎ会での写真

食料安保の重要性を指摘 石破元農相が講演 共同通信きさらぎ会で

石破茂元農相・自民党元幹事長は5月17日、都内で開かれた共同通信社主催のきさらぎ会(写真)で「日本の政治課題と進路」と題して講演し「もう一回、真面目に食料安全保障、(国防の)安全保障を考えていかなければならない」と述べ、食料に関する議論を深めることが課題の一つだという認識を示した。 石破元農相は、...

基本法改正案から伝わる意外なメッセージ  小視曽四郎 農政ジャーナリスト  連載「グリーン&ブルー」の写真

基本法改正案から伝わる意外なメッセージ  小視曽四郎 農政ジャーナリスト  連載...

元農相の森山裕・自民党総務会長が農業ジャーナリストらを前に「食料自給率の向上へ、しっかりした目標を立てないと...」と言明して、食料・農業・農村基本法の見直しが動き始めたのは2022年5月末。その3カ月前にはロシア軍がウクライナに侵攻。森山氏はそれを踏まえてか、現行法について「食料安全保障の考え方...

食料安保だけでは足りない農村対策  小視曽四郎 農政ジャーナリスト  連載「グリーン&ブルー」の写真

食料安保だけでは足りない農村対策  小視曽四郎 農政ジャーナリスト  連載「グリ...

少子化は農村でも深刻さを増している。1月下旬に東北の、ある市を訪ねた。広さだけなら東北最大。しかし、そこで見た光景はかなり衝撃的だった。10万人を超す人口を抱えてはいるが、繁華街のアーケードは、軒並み売り出し中の札を飾った店舗。それがズラリと100メートル以上も続く。聞けば、頼みの農業は米を中心に...

食料安保論議、従来思考を改める時  小視曽四郎 農政ジャーナリスト  連載「グリーン&ブルー」の写真

食料安保論議、従来思考を改める時  小視曽四郎 農政ジャーナリスト  連載「グリ...

食料供給の有事法制化で、国から増産を求められた農家らが達成できなかった場合、罰金は科さないが事業者名は公表することを農林水産省が検討しているという。農家に協力を強制してできなかったから名前を公表とは、事実上の罰則だ。しかも本来、政府自らの不始末を農家に転嫁することは強い反発を招くだろう。 そもそも...