農業版の新人研修がスタート 日本農業経営大学校のオンラインスクール開講
日本農業経営大学校(合瀬宏毅校長)は7日、初めて就農する若手農業者が、農業に必要な知識や社会人としての心構え、ビジネスマナーを講習と合宿で学ぶ「新農業者スタートダッシュ研修」を、東京・品川の同校で開講した。 一般的な企業の新人研修にあたるこの研修は8月18日まで。まずこの日、30人が同校に集まって...
農家急減の後に来るもの 小視曽四郎 農政ジャーナリスト 連載「グリーン&ブル...
このところ相次ぐ少子化加速の報を聞くにつけ、共通性を強く感じるのは、農業従事者数の減少との関係だ。農業の人手不足の深刻さは分かっていたが、「あと20年後には基幹従事者が今の4分の1の30万人」(農林水産省)と聞いて改めて驚く。2022年の基幹的従事者数123万人のうち50代以下が25万人程度にとど...
塩分の多い土壌で甘み増す 高知の徳谷トマト 眉村孝 作家 連載「口福の源」
初めて徳谷トマトを口にしたのは2000年代半ば、前任者からの引き継ぎで高知を訪れたときのことだ。引き継ぎを終え、職場から前任者が行きつけの居酒屋へ向かう。店のメニューにそのトマトがあった。(写真:2004年3月、筆者撮影) 大きさは通常のトマトよりかなり小さい。外見は濃い赤色で、半分に切ると、中身...
ウェブサイトが国際賞 クボタフューチャーキューブに高評価
クボタ(大阪市)の「未来に向けた事業活動」を紹介するウェブサイト「クボタフューチャーキューブ」がこのほど、ウェブサイトの国際賞「CSS Design Awards」の2022年ウェブサイト・オブ・ザ・イヤー8位に選ばれるとともに、ベストイノベーション賞も受賞したと発表した。 この国際賞は、ウェブサ...
食料・農業・農村政策の新たな展開方向を決定 週間ニュースダイジェスト(5月28...
▼適正価格への取引推進(5月29日) 農林水産省が決定した農政の基本方針となる「食料・農業・農村基本法」の見直しに向けた中間取りまとめは、農業・食品産業はコスト上昇分を販売価格に反映することが難しいと指摘し、農産物などの適正な価格形成に向けた取引が推進される仕組みづくりを検討するとした。2024年...
「一人一人の食料安保」 新たな定義に政策転換を期待 アグリラボ所長コラム
食料・農業・農村基本法の見直しを議論してきた農林水産省の基本法検証部会(部会長・中嶋康博東大大学院教授)は5月29日、野村哲郎農相に中間取りまとめを提出した。同省は意見の募集や地方説明会を経て、「農政の憲法」とも言われる基本法の改正を目指す。 中間取りまとめの中で特筆すべき点は、食料安全保障につい...