ESG投融資10兆円に 農林中金、持続可能な社会を目指す
農林中央金庫は26日、2030年度までの10年間にESG(環境・社会・企業統治)型の投融資を累計10兆円に拡大すると発表した。投融資先の企業が持続可能な社会を目指すよう促すのが狙い。(写真:同社HPより) 気候変動などの解決に取り組む企業に投融資するほか、国内外のグリーン債などの金融商品を購入する...
土産需要激減で7.6%縮小 20年度の菓子市場
矢野経済研究所の市場調査資料「2021年版 菓子産業年鑑~和・洋菓子、デザート編~」によると、20年度の和洋菓子・デザート類市場(メーカー出荷金額ベース、予測)は、前年度比7.6%減の2兆1099億円となった。(写真はイメージ) 市場は年度当初から新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、人の動きが...
豊かな海を取り戻すために 間に合うか水産資源の保存・管理 佐々木ひろこ フー...
日本は水産王国で、今も昔も豊かな海の恵みを享受している―そう信じている人は多いのではないだろうか。(写真はイメージ) 和食は海の恵みをベースとして発展してきた歴史ある料理体系で、今では食のキラーコンテンツとして世界から注目を集めている。このコロナ禍においても回転寿司チェーンは毎日、盛況だし、スーパ...
DXで加工・流通の合理化を 「みどりの食料システム戦略」を考える 前田佳栄 ...
(写真はイメージ) SDGs(Sustainable Develop ment Goals:持続可能な開発目標)とは、2015年9月の国連サミットにて全会一致で採択された、誰一人取り残さない(leave no one behind)持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標である。 2030...
立ちはだかった「検疫の壁」 豪州向け岐阜イチゴ、戦略見直し必要 アグリラボ所...
イチゴの輸出が絶好調だ。香港、台湾、シンガポール向けを中心に今年1~3月期は前年同期比99.6%増とほぼ倍増し1235㌧。3カ月間で昨年1年間の輸出(1179㌧)を上回った。甘くて大粒で柔らかい点が富裕層に人気がある。ただ昨年8月に解禁されたオーストラリア向け輸出は苦戦した。どこに問題があるのだろ...
連携強める日豪の農業ビジネス 豪政府、州関係者座談会(上) NNAオーストラ...
昨年のオージービーフの最大の輸出先が日本となった一方で、日本産のイチゴが初めてオーストラリアに輸出されるなど、農産物貿易を巡る日豪のつながりがより強固になってきた。日本のビジネスにとって、オーストラリアの農業や市場の魅力とは何か、そしてその先にあるアジア市場をどう見るか。東京に駐日事務所を置く各州...