欧州議会がケージ飼い禁止求める決議 週間ニュースダイジェスト(6月6日~12日...
欧州議会が畜産分野でのケージの使用を、2027年までに段階的に禁止することを求める決議を採択した(6月10日)。欧州連合(EU)加盟の7カ国から計100万人以上の署名を集めれば、欧州委員会に立法を提案することができる制度である「欧州イニシアチブ」に基づく提案を受けた。今回は140万筆の署名が集まっ...
次世代型の「半農半X」 データ活用で専門性向上 前田佳栄 日本総合研究所創発...
新型コロナウイルスの流行に伴い、仕事や生活のスタイルを見直す人が増えている。そうした中で注目を集めているのが「半農半X(エックス)」という生き方である。(写真はイメージ) これは北九州市立大地域共生教育センター特任教員の塩見直紀氏が1990年代半ばごろから提唱してきた概念で、「持続可能な農ある小さ...
AI活用、進化する食品検査装置 人手不足対策や「匠の技」維持で
「1台でナッツの外観から成分、内部まで不良品を検出」「1000通り以上ある商品ラベルと製品の組み合わせを目視検品する負荷を90%以上削減」「かつお節の品質検査に〝匠の熟練の技〟を再現」...。少子高齢化が進む中、熟練の検査員の人手不足に直面する食品業界で、異物の混入だけではなく、原料や品質の検査、...
ヒロインの祖父、モデルは畠山重篤さん 森と海つなぐカキ養殖家 アグリラボ所長...
(宮城県気仙沼市の舞根湾=2017年11月22日撮影) 5月に始まったNHKの連続テレビ小説「おかえりモネ」から目が離せなくなった。新型コロナウイルスの感染予防対策で在宅勤務中の朝、たまたまスイッチを入れたテレビ画面に、見覚えのある牡蠣(カキ)養殖場や研究所が映し出されているではないか。 ヒロインの...
農業ジャーナリスト賞を授賞 北海道テレビ放送「たづ鳴きの里」など3作品
農政ジャーナリストの会は6月7日、北海道テレビ放送の「たづ鳴きの里~タンチョウを呼ぶ農民たちの1500日~」など3作品に、第36回農業ジャーナリスト賞を授賞した。 「たづ鳴きの里」は、絶滅寸前まで追い込まれた特別天然記念物のタンチョウヅルを呼び戻し、町おこしを願う地域の活動を5年間にわたって長期取...
中高層ビルの国産材利用拡大を 林業復活・地域創生の国民会議開催
林業の再生を通じた地域活性化を図る「林業復活・地域創生を推進する国民会議」(会長:三村明夫日本商工会議所会頭)が7日、オンラインで開かれ、国産木材の需要拡大を図る自治体や企業の取り組みが報告された。 同会議の企画立案を担う「林業復活・地域創生推進委員会」のワーキンググループ主査を務める日本経済研究...