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調理ロボットベンチャーに出資  JA三井リース

2021.09.07

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 JA三井リースは7日、人工知能(AI)を活用した調理ロボットを開発しているベンチャー企業TechMagic(テックマジック、東京)に出資したと発表した。(写真:テックマジックの食器自動仕分けロボット「finibo」)

 外食産業で深刻になっている人手不足に対応するとともに、新型コロナウィルスの感染拡大を背景に、衛生に配慮した調理の自動化が重要と判断した。テックマジックへのリース・ファイナンス提供などを通じ、調理・業務自動化ロボットの普及を促進する。

 テックマジックは今回、パスタ調理ロボット量産の態勢構築や、研究開発強化のため、15億円の第三者割当増資を実施。JA三井リースや日清食品ホールディングスなど5者が応じた。それぞれの出資額は非公表。

 テックマジック(白木裕士社長)は、2018年2月に設立。AIを活用し、食器の洗浄、調理、盛り付けなど一連の作業をロボットで再現する技術を開発している。

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(テックマジックのドリンクロボット「D-Robo」。ドリンク1杯を約30秒で提供する)

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