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市来農芸高(鹿児島)に最優秀賞  和牛甲子園、オンラインで開催の写真

市来農芸高(鹿児島)に最優秀賞  和牛甲子園、オンラインで開催

授業やクラブ活動の一環で和牛を肥育している全国の高校生が、和牛肥育の取り組みを発表して枝肉の肉質を競い合う第4回の「和牛甲子園」が15日、オンラインで開かれ、総合評価部門の最優秀賞を鹿児島県立・市来農芸高校(いちき串木野市)が前回に続き受賞した。 全国農業協同組合連合会(JA全農)が主催する和牛甲...

今年の漢字は「結」  JA全中の中家会長の写真

今年の漢字は「結」  JA全中の中家会長

全国農業協同組合中央会(JA全中)の中家徹会長は7日、新年の抱負を表す漢字1文字として「結」を挙げた。新型コロナ禍の終結、組織の結集、努力の結実、助け合いの結(ゆい)、結果を出す―の5つの意味を込めたという。 この日予定していた年頭会見で公表する予定だったが、新型コロナウイル感染対策として首都圏に...

「養液土耕」に挑む  ハウス整備費の負担減へ  連載「きゅうりタウン構想 徳島・海部の挑戦」4回続きの(4)  高橋翼 徳島新聞記者の写真

「養液土耕」に挑む  ハウス整備費の負担減へ  連載「きゅうりタウン構想 徳島・...

徳島県海部郡で進められている「きゅうりタウン構想」は、2015年度のスタートから5年が過ぎた。構想は10年間。折り返しを迎えた。 海部郡内3町、県、JAかいふでつくる海部次世代園芸産地創生推進協議会が、10年後の目指す姿として掲げた数値目標は▽栽培面積10㌶(15年度5.6㌶)▽10㌃当たりの収穫...

室蘭工大の消石灰技術も選出  農研機構1位、JA全農が2位  2020年の「農業技術10大ニュース」の写真

室蘭工大の消石灰技術も選出  農研機構1位、JA全農が2位  2020年の「農業...

農林水産省は2020年の「農業技術10大ニュース」を選定し、室蘭工業大などによる研究成果「消石灰の消毒効果を可視化する技術」が6位に選ばれた。(図:研究成果を紹介するYouTube動画から) 1位は国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)が開発した「人工知能(AI)で画像診断の根...

コメ余りを考える  小視曽四郎 農政ジャーナリストの写真

コメ余りを考える  小視曽四郎 農政ジャーナリスト

(写真はイメージ) コメ余りが深刻化し、コメ農家の秋を暗くしている。政府は早々に来年の生産量をかつてない600万㌧台への引き下げを提言し、数万㌶の減反の必要を説いた。政府はこの3月に食料・農業・農村基本計画を改定し、麦、大豆などを輸入から国産に置き換え、食料自給率の目標を45%に決めた。 コメの生産...

管理易しく収量も安定  国内トップ走る養液栽培  連載「きゅうりタウン構想 徳島・海部の挑戦」4回続きの(3)  高橋翼 徳島新聞記者の写真

管理易しく収量も安定  国内トップ走る養液栽培  連載「きゅうりタウン構想 徳島...

「実用化に成功した全国最初の例」。明治大農学部の池田敬教授(生産システム学)がこう高く評価するのが、徳島県海部郡の「きゅうりタウン構想」で取り組んでいる「養液栽培」だ。これまで国内ではトマトやイチゴで実績があるものの、キュウリの技術は確立されていなかった。 従来、キュウリは土を使う「土耕栽培」で生...