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「養液土耕」に挑む  ハウス整備費の負担減へ  連載「きゅうりタウン構想 徳島・海部の挑戦」4回続きの(4)  高橋翼 徳島新聞記者の写真

「養液土耕」に挑む  ハウス整備費の負担減へ  連載「きゅうりタウン構想 徳島・...

徳島県海部郡で進められている「きゅうりタウン構想」は、2015年度のスタートから5年が過ぎた。構想は10年間。折り返しを迎えた。 海部郡内3町、県、JAかいふでつくる海部次世代園芸産地創生推進協議会が、10年後の目指す姿として掲げた数値目標は▽栽培面積10㌶(15年度5.6㌶)▽10㌃当たりの収穫...

室蘭工大の消石灰技術も選出  農研機構1位、JA全農が2位  2020年の「農業技術10大ニュース」の写真

室蘭工大の消石灰技術も選出  農研機構1位、JA全農が2位  2020年の「農業...

農林水産省は2020年の「農業技術10大ニュース」を選定し、室蘭工業大などによる研究成果「消石灰の消毒効果を可視化する技術」が6位に選ばれた。(図:研究成果を紹介するYouTube動画から) 1位は国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)が開発した「人工知能(AI)で画像診断の根...

コメ余りを考える  小視曽四郎 農政ジャーナリストの写真

コメ余りを考える  小視曽四郎 農政ジャーナリスト

(写真はイメージ) コメ余りが深刻化し、コメ農家の秋を暗くしている。政府は早々に来年の生産量をかつてない600万㌧台への引き下げを提言し、数万㌶の減反の必要を説いた。政府はこの3月に食料・農業・農村基本計画を改定し、麦、大豆などを輸入から国産に置き換え、食料自給率の目標を45%に決めた。 コメの生産...

管理易しく収量も安定  国内トップ走る養液栽培  連載「きゅうりタウン構想 徳島・海部の挑戦」4回続きの(3)  高橋翼 徳島新聞記者の写真

管理易しく収量も安定  国内トップ走る養液栽培  連載「きゅうりタウン構想 徳島...

「実用化に成功した全国最初の例」。明治大農学部の池田敬教授(生産システム学)がこう高く評価するのが、徳島県海部郡の「きゅうりタウン構想」で取り組んでいる「養液栽培」だ。これまで国内ではトマトやイチゴで実績があるものの、キュウリの技術は確立されていなかった。 従来、キュウリは土を使う「土耕栽培」で生...

人を呼び込み、育てる  きゅうり塾で座学と実習  連載「きゅうりタウン構想 徳島・海部の挑戦」4回続きの(2)  高橋翼 徳島新聞記者の写真

人を呼び込み、育てる  きゅうり塾で座学と実習  連載「きゅうりタウン構想 徳島...

「アブラムシによってカビが生えると光合成ができなくなり、商品の価値が下がるので注意してほしい」。徳島県海陽町野江のJAかいふきゅうり塾事務所で、県美波農業支援センターの職員が病害虫防除について教えていた。 真剣な表情で聞いていたのは「海部きゅうり塾」の6期生。「流行している害虫はいないのか」「ウイ...

「農業をはじめる.JP」本格スタートの写真

「農業をはじめる.JP」本格スタート

農林水産省と一般社団法人全国農業会議所は、農業に興味を持ち、就農を検討している人に必要な情報を一元的に閲覧できるポータルサイト「農業をはじめる.JP」が本格稼働すると発表した。 農水省以外の省庁や自治体、JAグループが行っている就農のための支援やサービスも紹介するとともに、自治体や民間企業、団体が...