市来農芸高(鹿児島)に最優秀賞 和牛甲子園、オンラインで開催
2021.01.15
授業やクラブ活動の一環で和牛を肥育している全国の高校生が、和牛肥育の取り組みを発表して枝肉の肉質を競い合う第4回の「和牛甲子園」が15日、オンラインで開かれ、総合評価部門の最優秀賞を鹿児島県立・市来農芸高校(いちき串木野市)が前回に続き受賞した。
全国農業協同組合連合会(JA全農)が主催する和牛甲子園はこれまで、参加校が東京に集まり2日間の日程で行われてきたが、今回はコロナ禍で日程を短縮し、生徒が地元からオンラインで発表する方式で実施した。
今回は新規参加県が2つ、新規参加校が4つあり、計19県の33校が出場。出品頭数は47頭と前回より3頭増えた。
市来農芸高校の総合評価部門最優秀賞受賞は2年連続、2回目。活動などの発表について競う「取り組み評価部門」、肥育した和牛の枝肉で競う「枝肉評価部門」の両方で最優秀賞を受けた上、各校が互選する「高校牛児特別賞」にも選ばれた。
受賞校は以下の通り。
【総合評価部門】
最優秀賞:市来農芸高
【取り組み評価部門】
最優秀賞:市来農芸高
優秀賞:愛知県立渥美農業高(田原市)、山口県立大津緑洋高(長門市)
優良賞:佐賀県立唐津南高(唐津市)、山形県立村山産業高(村山市)、岩手県立水沢農業高(奥州市)
【同 高校牛児特別賞】
市来農芸高
【枝肉評価部門】
最優秀賞:市来農芸高
優秀賞:栃木県立鹿沼南高(鹿沼市)、岐阜県立飛騨高山高(高山市)
優良賞:水沢農業高、島根県立出雲農林高(出雲市)、鹿児島県立鹿屋農業高(鹿屋市)
【審査委員特別賞】
取り組み評価部門:鹿屋農業高
枝肉評価部門:水沢農業高
(写真:枝肉評価部門の最優秀賞を受けた市来農芸高校の枝肉)
参加校一覧
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