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次世代型の「半農半X」  データ活用で専門性向上  前田佳栄 日本総合研究所創発戦略センターコンサルタントの写真

次世代型の「半農半X」  データ活用で専門性向上  前田佳栄 日本総合研究所創発...

新型コロナウイルスの流行に伴い、仕事や生活のスタイルを見直す人が増えている。そうした中で注目を集めているのが「半農半X(エックス)」という生き方である。(写真はイメージ) これは北九州市立大地域共生教育センター特任教員の塩見直紀氏が1990年代半ばごろから提唱してきた概念で、「持続可能な農ある小さ...

AI活用、進化する食品検査装置  人手不足対策や「匠の技」維持での写真

AI活用、進化する食品検査装置  人手不足対策や「匠の技」維持で

「1台でナッツの外観から成分、内部まで不良品を検出」「1000通り以上ある商品ラベルと製品の組み合わせを目視検品する負荷を90%以上削減」「かつお節の品質検査に〝匠の熟練の技〟を再現」...。少子高齢化が進む中、熟練の検査員の人手不足に直面する食品業界で、異物の混入だけではなく、原料や品質の検査、...

DXで加工・流通の合理化を  「みどりの食料システム戦略」を考える  前田佳栄 日本総合研究所創発戦略センターコンサルタントの写真

DXで加工・流通の合理化を  「みどりの食料システム戦略」を考える  前田佳栄 ...

(写真はイメージ) SDGs(Sustainable Develop ment Goals:持続可能な開発目標)とは、2015年9月の国連サミットにて全会一致で採択された、誰一人取り残さない(leave no one behind)持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標である。 2030...

できるか農政大転換  「みどりの食料システム戦略」を考える   小視曽四郎 農政ジャーナリストの写真

できるか農政大転換  「みどりの食料システム戦略」を考える   小視曽四郎 農政...

農林水産省が3月末に中間まとめをした「みどりの食料システム戦略」が大きな話題だ。2050年を目標に化学農薬使用は半減、化学肥料は3割減、有機農業は全耕地の25%(100万㌶)には、従来からすれば想像外の農政大転換だ。技術開発の工程表を示すも農業現場の唐突感、違和感は大きい。(図:同省作成の中間まと...

ドローン用の製剤開発急ぐ  減農薬で市場は横ばい予想  矢野経済研究所の写真

ドローン用の製剤開発急ぐ  減農薬で市場は横ばい予想  矢野経済研究所

(写真はイメージ) 矢野経済研究所の市場調査資料「農薬産業白書(2020年版)」によると、農業用ドローンの開発・普及が世界的に進む中、農薬製剤メーカーは積載重量の限られるドローンに合わせ、少量で効果を得る農薬の研究を進めている。 農薬産業白書によると、ロボット技術や情報通信技術(ICT)といった先端...

石垣島でトマト栽培に挑む  産官学「日の丸」連合が実証研究  共同通信アグリラボ所長 石井勇人の写真

石垣島でトマト栽培に挑む  産官学「日の丸」連合が実証研究  共同通信アグリラボ...

沖縄で高品質のトマトやイチゴの栽培に挑戦ー。高温多湿の地域では難しい野菜の栽培研究を、三菱ケミカルなどで構成する共同事業体(コンソーシアム)が石垣島で約5年間続け、低価格の植物工場システムを開発した。システムとしての販売時期や価格は未定だが、研究を通じて開発した部品や資材などを順次製品化、東南アジ...