戦争の傷跡、各地に つないでいくべき記憶 藤波匠 日本総合研究所調査部上席主...
先日、羽田空港内の行き先表示に見慣れぬ地名を見つけました。硫黄島ー。 太平洋戦争で激戦地の一つであった硫黄島は、現在自衛隊の管理下におかれ、航空機による定期便は就航していません。この硫黄島行きの飛行機は、国主催の硫黄島慰霊の団体を乗せたチャーター便で、日帰りで羽田と硫黄島を往復する予定とのことでし...
陸上養殖が届け出制に 週間ニュースダイジェスト(1月22日~28日)
新規参入が相次ぐ水産物の陸上養殖について、農林水産省は実態を把握するため、今年4月から事業者を対象に届け出制度を導入することを決め、河川や池での養殖業を規制する内水面漁業振興法の施行令を一部改正した(1月27日)。 陸上養殖は車えびやトラフグ、ヒラメといった水産物を、陸上に設置した施設で飼育する。...
地域再生大賞に鹿児島「花の木農場」 準大賞に北海道、長崎
地方新聞46紙と共同通信が、地域活性化の取り組みを表彰する「第13回 地域再生大賞~創ろう新時代、希望掲げて」の各賞50団体が28日決まり、大賞(副賞100万円)に多くの障害者らが農作物栽培などを担う「花の木農場」(鹿児島県南大隅町)が輝いた。 花の木農場は過去に非行に走った人らも含めて社会参加を...
熱エネルギーも地産地消 木質バイオマス、「民民型」に期待 北川弘美 WBエナ...
「2050年カーボンニュートラル宣言」から二酸化炭素(CO²)削減を求める流れが高まる中、意外と知られていないエネルギーがある。欧州では1990年代後半から普及し始め主流となったが、日本ではこれから期待が高まる「木質バイオマス」の熱利用だ。木を砕いたチップやペレット、薪などといった身近な材を燃料と...
チャレンジを形にする町 埼玉・横瀬の振興策 沼尾波子 東洋大学教授
「日本一チャレンジする町・チャレンジを応援する町」を標榜し、人・モノ・カネ・情報が集まる町があると聞き、先日、埼玉県横瀬町(よこぜまち)を訪問した。西武池袋駅から特急に乗ること72分、西武秩父駅の一つ手前の横瀬駅を玄関口とする小さな町である。 この町は、人口7847人(2022年12月1日現在)、...
止まらない食料値上がり 週間ニュースダイジェスト(1月15日~21日)
昨年12月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)で、食料は前年同月比7.4%の上昇の108.3と急伸した(1月20日)。食料の費目では乳卵類(9.0%)や、外食(5.8%)の上昇が目立った。 22年の動きを月ごとの上昇率で振り返ると、1月(1.3%)から拡大し続け、10月(5.9%)、11月(6....