在宅高齢者増え市場拡大へ 栄養補給食品、低栄養を回避 泉尾尚紀 矢野経済研究...
日本人の平均寿命は世界でもトップクラスにあるが、2000年に世界保健機関(WHO)が「健康寿命」を提唱して以降、寿命を延ばすだけでなく、いかに健康に生活できる期間を延ばすかに関心が集まっている。 健康寿命は「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されており、平均寿命と健康...
サンマが記録的不漁 週間ニュースダイジェスト(1月8日~14日)
2022年の全国のサンマの水揚げ量が前年より2.1%減少し、4年連続で過去最低を更新し、統計がある1961(昭和36)年以降で最も少なくなった(1月10日)。近海の資源量が落ち込み、国際情勢の悪化や燃料の高騰も操業に支障となった。卸価格は高止まりし、食卓から遠のく状況が続いている。 漁港別の水揚げ...
CO²排出枠を仲介 農林中金と全森連、3月創設
農林中央金庫は13日、全国森林組合連合会(全森連)とともに、全国の森林組合が管理する森林が吸収する二酸化炭素(CO²)をクレジット(排出枠)として、地球温暖化対策に取り組む企業に販売を仲介する仕組みを、3月末めどに創設すると発表した。販売で得た資金は森林の維持管理に充てる。(写真はイメージ) 森林...
「食べられる容器」に脚光 価値付加し脱プラスチック 前田佳栄 日本総合研究所...
近年、海洋プラスチックごみの問題が大きく取り上げられている。海洋プラスチックごみに関しては、海洋環境の悪化や海岸機能の低下、景観への悪影響、船舶航行の障害、漁業や観光への影響などが懸念されており、特に、一般に5㍉以下の微細なプラスチック類を指す「マイクロプラスチック」による海洋生態系への影響は世界...
ご当地鍋で応援消費 地酒もセットで楽しむ 畠田千鶴 地域活性化センター
鍋料理が恋しい季節になった。家族や仲間と鍋を囲んで、フーフーしながら食べる。鍋奉行は、火の強さや具材を入れるタイミング、食べごろを差配する。冬の日常風景であったが、ここ3年間は新型コロナの影響であまり見かけない。 また、最近では鍋料理の楽しみ方も変化している。アンテナショップ、通販サイト、ふるさと...
「模造富士」築き飲み食い 雨宮敬次郎の園遊会 植原綾香 近代食文化研究家
縁起の良い初夢といえば、「一に富士(不死)、二に鷹(高い)、三に茄子(成す)」と言われるように、富士山は古くから縁起物として愛されてきた。そんな富士山の中で還暦祝いのパーティーが開かれたことがあるのをご存じだろうか。正確にいえば、その富士山は「模造富士」といって、ニセモノの富士山なのだが、これがな...