令和のドーナツブーム 畑中三応子 食文化研究家 連載「口福の源」
目下、スイーツ界はドーナツブームで沸いている。引き金になったのは去年の3月、東京・中目黒にオープンした「I'm donut?」。これまでの概念を覆す独創的なドーナツのテイクアウト専門店だ。 店名と同じ名前の看板商品は、もちっとしながら空気をたっぷり含み、口中で溶けてなくなりそうに柔らかい。ブリオッ...
「小さな水」への挑戦 緩速ろ過「染屋浄水場」 菅沼栄一郎 ジャーナリスト 連...
信州の梅雨空の下、プールのような「ろ過池」が13個広がる染屋浄水場(長野県上田市)を訪ねた。 信州大の中本信忠・名誉教授(81)の横にしゃがんで、水の中をのぞき込むと、大きな茶色の藻がゆらりゆらり。「藻の中で育つプランクトンなどの微生物が、水の汚れを食べてきれいにしてくれます」 染屋浄水場は大正時...
EU、日本食品規制撤廃 週間ニュースダイジェスト(7月9日~7月15日)
▼緑地確保、再エネ導入推進 G7都市相が声明(7月9日) 高松市で開かれていた先進7カ国(G7)都市相会合は、持続可能な都市の実現へ脱炭素化を推進するとした共同声明を採択し、閉幕した。緑地の確保や再生可能エネルギー導入の重要性を強調した。 ▼住友林業が森林ファンド 脱炭素へ600億円(7月10日)...
サクランボの新品種「やまがた紅王」本格デビュー
山形県は、県特産のサクランボについて「超大玉の新品種『やまがた紅王(べにおう)』が本年度から本格デビューした」と発表した。 「やまがた紅王」は20年以上を費やして開発し、大玉でツヤがあるのが特徴。「佐藤錦」「紅秀峰」というツートップに並ぶサクランボの"王様"として、名称は1万5000を超える公募の...
学生対象の〝実践型海洋教育〟スタート 佐々木ひろこ フードジャーナリスト 連...
5月から進行中のプロジェクト「ザ・ブルーキャンプ」は、学生を対象とした実践型の海洋教育プログラムだ。海や水産資源に関する座学、漁場フィールドワーク、レストランでの実地研修などを経て8月の1週間、東京と京都それぞれ8人の学生チームが、自ら企画した「海の未来をつくるシーフードレストラン」を運営する。 ...
腐るを見極める 野々村真希 農学博士 連載「口福の源」
かれこれ10年以上、食品の廃棄(「食品ロス」といわれている)の研究を続けてきて、いろんなことを調べたり考えたりしてきたけれど、自分の研究の原点は、やはり、高校生の頃に読んだ幸田文の随筆「おふゆさんの鯖」だ。 おふゆさんという女性が、なじみの干物屋から古くなった鯖を買わされたが、簡単に捨てたのでは冥...