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地域に誇れるものづくり  スズ鋳物工場に年間12万人  出町譲 ジャーナリストの写真

地域に誇れるものづくり  スズ鋳物工場に年間12万人  出町譲 ジャーナリスト

富山県高岡市は人口17万人、鋳物のまちとしても知られる。 中心街を歩くと、至る所でシャッターを閉めた店舗を見かける。かつて商都としてにぎわっていたのがウソのようだ。 ところが、私は、ある数字に驚いた。鋳物メーカー、「能作」の工場の見学者数だ。その数は、年間12万人だ。最多の17万人瑞龍寺に次ぎ、市...

ちくわ2本で筋肉量アップ   ニッスイ、「速筋タンパク質」アピールの写真

ちくわ2本で筋肉量アップ   ニッスイ、「速筋タンパク質」アピール

スケトウダラ(スケソウダラ)の身に多く含まれる「速筋タンパク質」を1日4.5g食べると、下肢の筋肉量が約1.5%アップした、とする研究結果を、日本水産などがこのほどまとめた。 スケトウダラはかまぼこやちくわの原料として使われることが多く、製品によって含有量は違うが4.5gはちくわ約2本(約60g)...

産地と消費者の相互理解こそ重要  気象災害激甚化と持続可能な農業を議論の写真

産地と消費者の相互理解こそ重要  気象災害激甚化と持続可能な農業を議論

農業経営者育成の専門教育機関である日本農業経営大学校(東京都港区、堀口健治校長)は29日、気象災害が激甚化する中で、持続可能な農業をどう実現するかについて農業関係者が意見交換するイベントを、東京・大手町で開いた。 登壇したのは、産官学の連携組織「気象ビジネス推進コンソーシアム」の越智正昭人材育成ワ...

被災の村から〝羊肉革命〟  山田昌邦 共同通信福島支局長の写真

被災の村から〝羊肉革命〟  山田昌邦 共同通信福島支局長

「この村から世界に通用する羊肉を」。福島県東部を縦断する阿武隈高地。その山あいにある葛尾村の吉田健さん(45、写真左=筆者撮影、以下同)は妻美紀さん(34)とともに新たな手法で羊の肥育に取り組み、高品質な羊肉を生産している。 健さんは隣接する田村市と葛尾村の2カ所で、両親と計約1200頭の黒毛和牛...

高齢化、生活習慣病増で拡大続く 介護食・高齢者食・治療食市場1.5%増  矢野経済研究所の写真

高齢化、生活習慣病増で拡大続く 介護食・高齢者食・治療食市場1.5%増  矢野経...

矢野経済研究所が発刊した市場調査資料「2020年版 介護食、高齢者食、治療食の市場実態と展望」によると、病院や高齢者施設向けの給食や、在宅配食サービス向けの弁当を合わせた2019年度の介護食・高齢者食・治療食の調理品市場規模(売上高ベース)は、前年度比1.5%増の1兆4411億円となった。 同市場...

恩返しの連鎖  陣内純英 西海みずき信用組合理事長の写真

恩返しの連鎖  陣内純英 西海みずき信用組合理事長

新型コロナウイルス禍でアルバイトが減ったり、仕送りが途絶えたりで、日々の食事も満足にとれない学生がいる。そんな記事が地元紙の長崎新聞に載った。 当信組でも、何か支援できないかと思って始めたのが「まちの学食」だ。(上の図:「まちの学食」のホームページ画像=デザイン南新太郎) コンセプトと名称は、「さ...