荒廃林再生の8事業に助成 農中もりぢから基金
農林中央金庫は13日、荒廃林の再生事業に助成する「農中森力(もりぢから)基金」(公益信託農林中金森林再生基金)の2022年度の対象案件を発表した。第9回となる本年度は17件の応募があり、うち8案件に計2億円を助成する。(写真はイメージ) もりぢから基金は林業の課題である事業集約化や搬出間伐(伐採し...
持続可能な林業に貢献 農中総研、森林クレジットでフォーラム
農林中金総合研究所は9日、「森林クレジットを巡る世界の動向と日本の対応~森林・林業の新たな価値の展望と課題~」とのテーマでオンラインのフォーラムを開き、地球温暖化対策としての森林クレジットの発行は、炭素吸収にとどまらず、森林管理の高度化などを通じて持続可能な森林・林業に貢献し、自然資本の価値評価に...
植物由来プラスチックを採用 キッコーマン豆乳
キッコーマンソイフーズ(東京都港区)は、「キッコーマン豆乳」42アイテムについて、3月下旬から順次、植物由来のバイオマスプラスチックを100%使用したキャップやストローに変更する。ストローは2023年度中、キャップは24年度中に全アイテムを切り替える。 キャップは従来品よりもプラスチックの使用量を...
農業データ活用システム、全国へ 高知県のIoP事業、国の支援延長
高知県と高知大学は「IoPプロジェクト国際シンポジウム~農業DXの現状と未来~」を、東京都内で20日に開き、出席した浜田省司高知県知事は農業データ共有基盤「SAWACHI」を中心に、県が産官学連携で取り組む「IoPが導くNext次世代型農業への進化」事業(IoPプロジェクト)を、さらに進める意向を...
「真昆布の森」復活を 函館の窮状、和食が危機に直面 佐々木ひろこ フードジャ...
「数年前まで、ここは真昆布の森だったんですよ」 天然真昆布枯渇のニュースにショックを受け、現状を確かめようと料理人チームで函館に飛んだのは昨年7月中旬。冒頭のコメントは、長年の昆布研究で知られる北海道立工業技術センターの安井肇センター長によるものだ。 安井さんが指し示したスライドの写真を前に、参加...
木造オフィスビル建設相次ぐ 都心・海外でも、CO²吸収
再開発に絡み、高層ビルの建設がラッシュとなる中、木造の高層オフィスビルの建設プロジェクトが相次ぐ。耐火・耐震技術の確立に加え、光合成により二酸化炭素(CO²)を吸収している木材を大規模に利用し、持続可能な社会の実現を目指す取り組みの一環だ。 海外では地上39階、高さ182㍍の木造高層ビルプロジェク...