食べ物語

   

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再ブームを起こす底力  鶏のから揚げ、専門店も急増  畑中三応子 食文化研究家の写真

再ブームを起こす底力  鶏のから揚げ、専門店も急増  畑中三応子 食文化研究家

 この1年、好きな店がコロナで閉店、という悲しみを何度も味わった。そんな状況下、新規の出店が目立って増えているのが、鶏のから揚げの専門店だ。  テークアウトとデリバリー専門だったり、イートインもできたり、既存のファミレスに併設したりと、形態はさまざま。街を歩けば「から揚げ」の看板...

木簡に残る「醤」の文字  しょうゆは日本の歴史とともに  山下弘太郎 キッコーマン 国際食文化研究センターの写真

木簡に残る「醤」の文字  しょうゆは日本の歴史とともに  山下弘太郎 キッコーマ...

 私どもの大切な研究テーマの一つにしょうゆの歴史、成り立ちに関する研究があります。  日ごろ身近に、当たり前にあるしょうゆですが、その歴史に関してはまだあまり明確ではありません。  これまでも多くの研究がなされ、報告がされてきました。それらの功績を体系的にとらえ、研...

うま味たっぷり「喜多嬉かき」  「日本遺産」笠岡諸島の味  小島愛之助 日本離島センター専務理事の写真

うま味たっぷり「喜多嬉かき」  「日本遺産」笠岡諸島の味  小島愛之助 日本離島...

 岡山県南西部の笠岡市にあって、南は香川県、西は広島県に接し、大小約30の島々が南北に帯状に点在しているのが笠岡諸島だ。  そのうち、高島、白石島、北木島、真鍋島、大飛島、小飛島、六島の七つの島が有人島であり、面積15.36平方㌔㍍、人口1522人で笠岡市全体のおのおの11.3%...

ちらしずしで家族だんらん  コロナ禍でこそ家庭の味を  タカコナカムラ ホールフード協会代表理事の写真

ちらしずしで家族だんらん  コロナ禍でこそ家庭の味を  タカコナカムラ ホールフ...

 コロナ禍で入学式や歓送迎会も自由にはやれない2021年春。かつてはお祝い事や家族・親族が集まった時に食べる特別な料理が、ちらしずしでした。  私が子供の頃には、ちらしずしが食卓に並ぶだけでテンションが上がり、どこの家庭でもおもてなし料理として楽しまれて...

春到来、花を食す  山下弘太郎 キッコーマン 国際食文化研究センターの写真

春到来、花を食す  山下弘太郎 キッコーマン 国際食文化研究センター

(写真はイメージ)  今年もはや3月弥生になり春の訪れを感じます。朝の通勤で小さな変化がありました。車窓から眺める江戸川の土手が菜の花の黄色に染まり始めました。  そういえば先日は、菜の花のおひたしが夕食に登場しました。菜の花が食用として登場するのは意外に古く、飛鳥...

「スーパーフード」効果で普及  ケールとビーツ、キヌアも  畑中三応子 食文化研究家の写真

「スーパーフード」効果で普及  ケールとビーツ、キヌアも  畑中三応子 食文化研...

 ある食べ物が普及したり流行したりするのに「体にいい」は大きな要因になる。たとえば赤ワインはアルコール飲料で、チョコレートは高カロリーなのにもかかわらず、ともに健康に役立つとされるポリフェノールを豊富に含んでいることがブームの重要な引き金になった。  最近よく使われるようになった...

春こそ「養生食」  身体目覚める「苦み」「酸味」  タカコナカムラ ホールフード協会代表理事の写真

春こそ「養生食」  身体目覚める「苦み」「酸味」  タカコナカムラ ホールフード...

 体調不良を感じたら、病院へ行くか薬を買い求める人が多いと思います。私は、まず、食べ物で養生をして、様子を見ることにしています。  四季のある日本では「七草がゆ」「冬至のかぼちゃ」「ゆず湯」など、季節の催事や行事食が暮らしに根付いていました。それを楽しむことが、自然と身体のメンテ...

連載「プロの眼」 最終回  食の習慣は食材で変わる   インド食文化の原点回帰  小林真樹  NNAの写真

連載「プロの眼」 最終回  食の習慣は食材で変わる   インド食文化の原点回帰 ...

 さまざまな食習慣や食の戒律を持つ外国人が日本という異国の地に来て、真っ先に直面するのがそれまで当たり前に摂取してきた食材の確保です。彼らは日本で食材をどのようにまかなってきたのか。習慣や戒律の問題をどう解決し、どう妥協してきたのか。最終回は、食材を通じて垣間見える日本の南アジア系コミュニティ...

語れる産地ピエモンテ  石田敦子 エノテカバイヤーの写真

語れる産地ピエモンテ  石田敦子 エノテカバイヤー

 「ワイン業界のトレンドは?」そう聞かれることは多いがコロナ禍における「家飲み」の影響はワインビジネスとしても大きい。個人的にも、ワインの消費はもちろん、グラス、ナイフ、フォーク、お皿、仲間入りしたグッズが増えた。  「ワインの産地や種類」という軸で考えると、なかなか流行色のよう...