食べ物語

   

加工食品

木簡に残る「醤」の文字  しょうゆは日本の歴史とともに  山下弘太郎 キッコーマン 国際食文化研究センターの写真

木簡に残る「醤」の文字  しょうゆは日本の歴史とともに  山下弘太郎 キッコーマ...

 私どもの大切な研究テーマの一つにしょうゆの歴史、成り立ちに関する研究があります。  日ごろ身近に、当たり前にあるしょうゆですが、その歴史に関してはまだあまり明確ではありません。  これまでも多くの研究がなされ、報告がされてきました。それらの功績を体系的にとらえ、研...

語れる産地ピエモンテ  石田敦子 エノテカバイヤーの写真

語れる産地ピエモンテ  石田敦子 エノテカバイヤー

 「ワイン業界のトレンドは?」そう聞かれることは多いがコロナ禍における「家飲み」の影響はワインビジネスとしても大きい。個人的にも、ワインの消費はもちろん、グラス、ナイフ、フォーク、お皿、仲間入りしたグッズが増えた。  「ワインの産地や種類」という軸で考えると、なかなか流行色のよう...

もう一つのしょうゆ、魚醬  山下 弘太郎 キッコーマン国際食文化研究センターの写真

もう一つのしょうゆ、魚醬  山下 弘太郎 キッコーマン国際食文化研究センター

 暦は立春を過ぎましたが、まだまだ寒い日が続きますね。特に日本海側は雪が多くて大変な思いをされていると思います。数年前、金沢を訪れた時にタクシーの運転手さんから「最近は雪が降らなくなった」と聞いていたのでニュースを見て驚きました。温かいものを食べながら乗り切りましょう。  貝焼き...

納豆の普及を進めたモノ  畑中三応子 食文化研究家の写真

納豆の普及を進めたモノ  畑中三応子 食文化研究家

 1月にテレビ朝日系列で、納豆を特集する情報バラエティー番組が放映された。印象的だったのは、納豆が「いま大ブーム」と紹介されていたこと。たしかにスーパーなら10種以上、コンビニでも3、4種、大豆の種類や粒の大小、タレの味、機能性など、さまざまなタイプが並び、選ぶのに悩むほどの活況だ。(写真:大...

ふく(福)を招く  陣内純英 西海みずき信用組合理事長の写真

ふく(福)を招く  陣内純英 西海みずき信用組合理事長

 長崎県は水産県だ。漁獲高(天然)を見ると、タイ、ブリ、アジ、サバ、アマダイ、イサキ、サザエが全国1位。イワシ、アナゴ、イカもベスト3に入る。  しかし、最近では、意外な魚が全国1位になっている。養殖のフグ、クロマグロだ。フグは全国シェアが50%近い。佐世保市、松浦市が主な産地だ...

トップクラス目指すチーズ  畑中三応子 食文化研究家の写真

トップクラス目指すチーズ  畑中三応子 食文化研究家

 11月11日は「チーズの日」である。古代の日本では酪農が行われ、飛鳥時代の西暦700年10月、文武天皇が「蘇」を製造して税として納める勅命を全国に発した。蘇は牛乳を10分の1程度に煮詰めて固形にしたもので、長く保存できた。チーズの元祖のような食品と考えられることから、新暦の11月に置きかえ、...