消費者との接点を求めて 蓬莱泉の関谷醸造 連載「農大酵母の酒蔵を訪ねて」第9...
関谷醸造(愛知県設楽町)の7代目関谷健氏は、「人の和によって造られる美酒造りを皆さんに知ってもらいたい、匠の技を未来に伝えたい」という「和醸良酒」の思いを実現するために、消費者との接点を求めて、「吟醸工房」(稲武工場)、「SAKE BAR圓谷」「糀MARUTANI」「ほうらいせん酒らぼ」などを相次...
酪農でも「異次元対策」を 王国・北海道に危機 小視曽四郎 農政ジャーナリスト
「どんな寒い年でも草は生える、草があれば牛は飼える、牛の糞尿があればよい土ができる」。約120年前、そんな信念で牛飼いを始め、荒ぶる自然と厳寒に立ち向かい、今日の酪農王国、北海道の礎を築いた黒澤酉蔵翁の言葉だ。(写真はイメージ) 明治期、北海道に渡った開拓民は当初、施肥をせず粗放的農業を行い、収量...
キャンパスで栽培したブドウのワイン発売 千葉商科大
千葉商科大学 (千葉県市川市)は、キャンパス内で栽培したブドウを醸造したワイン「ヴィニョーブル・スュール・ル・キャンパス」限定200本(720㍉㍑)をこのほど発売した。 商品の名称ヴィニョーブル・スュール・ル・キャンパスは「学内のブドウ畑」を意味するフランス語。大学構内の写真を使用したラベルデザイ...
生乳ヨーグルトをリニューアル 小岩井乳業
小岩井乳業(東京都中野区)は、「小岩井 生乳だけで作った脂肪0(ゼロ)ヨーグルト」400㌘をリニューアルし、3月7日から順次切り替えている。 希望小売価格は310円(税別)。乳のコクや甘み、ボリューム感は変えず、酸味を低減した。それによって、さらにおいしく感じられるようになったという。 詳しい商品...
福島産食品、ためらう人が減少 週間ニュースダイジェスト(3月5日~11日)
東日本大震災から12年が経過した(3月11日)。消費者庁が東京電力福島第1原発事故による風評被害対策で実施した消費者意識の実態調査結果を発表し、放射性物質を理由に購入をためらう産地として「福島県」と答えた人の割合が5.8%と、16回目の調査で過去最低になった(3月10日)。 垂秀夫駐中国大使は王文...
常連も並ぶふくちゃんラーメン 豚骨文化支える「ちゃん系」 小川祥平 登山専門...
郊外にあるにもかかわらず、福岡市随一の人気店と言っていい。とある平日、開店時間の11時前に「ふくちゃんラーメン」に到着すると、すでに行列ができていた。受け付け表に名前を書き込む。39人目だった。 カン、カン、カンカンッ。待っている間、リズミカルな音が聞こえてきた。窓越しにのぞくと、湯切りの音だと分...