宮崎、県内1JAに合併へ 来年4月 週間ニュースダイジェスト(10月1日~7日...
▼広島県産カキの水揚げ解禁(10月1日) 生産量日本一で知られる広島県産の養殖カキの水揚げが解禁された。早朝から水揚げを始めた地元の養殖業者は「例年より身が大きい」と太鼓判。県を訪れる観光客も増えており、「需要が新型コロナウイルス禍前を上回るのでは」との声も上がった。 ▼食料危機で生産計画求める ...
飯舘ブランドの再生目指して」 菅沼栄一郎 ジャーナリスト 連載「よんななエコ...
福島県飯舘村の小林美恵子さん(67)にとって、この夏は気候変動以上に暑い夏だった。8月初めに設立した小さな一般社団法人「阿武隈クラブ IITATE」代表を引き受けたのだ。 「村の将来を考えると、不安でいっぱいだった。戻ってきたのは年寄りばかりだし」「でもね、最近移住した若い人たちが、除染したきり放...
関東大震災が変えた食 畑中三応子 食文化研究家 連載「口福の源」
時に自然災害は食に大きな影響を及ぼす。発生から100年を迎えた関東大震災時、食料事情とその後の食文化の変化はどうだったのか。 食糧が欠乏した東京へは地方から米が届いたが、電力を失い米屋が精米できなくなった。小説家・田山花袋はルポルタージュ「東京震災記」で、米屋に玄米しかなくなった時、自分は戦争のた...
地理的表示、欧州でも保護 週間ニュースダイジェスト(9月24日~30日)
▼魚分析1カ月「不検出」 処理水放出後のトリチウム(9月25日) 水産庁は東京電力福島第1原発処理水の海洋放出開始に伴い、原則毎日実施してきた魚に含まれる放射性物質のトリチウム濃度の分析結果に関する公表をいったん終えた。1カ月間、いずれも検出限界値未満の「不検出」とだった。 ▼年収の壁、企業補助決...
フードバンク 野々村真希 農学博士 連載「口福の源」
「フードバンク」という言葉を聞いたことがあるだろうか? 通常のルートで流通できない食品を企業などから寄贈してもらい、必要としている施設や困窮世帯に無償で提供する活動のことである。食品企業は、商品を作るときに販売の規格に合わない商品を生んでしまったり、売れ残って販売期限が過ぎた商品を抱えてしまったり...
相模湾の未来、水族館で考え食べて楽しむ 佐々木ひろこ フードジャーナリスト ...
米カリフォルニア州の「モントレーベイ水族館」をご存じの方はいるだろうか。サンフランシスコの南、風光明媚なモントレー湾の南端に位置し、年間入場者200万人というこの人気施設は、海洋研究所と多くの研究者を抱える研究機関としても知られている。1984年の開館以来、卓越した研究力と展示力で世界をリードして...