食料安保論議、従来思考を改める時 小視曽四郎 農政ジャーナリスト 連載「グリ...
食料供給の有事法制化で、国から増産を求められた農家らが達成できなかった場合、罰金は科さないが事業者名は公表することを農林水産省が検討しているという。農家に協力を強制してできなかったから名前を公表とは、事実上の罰則だ。しかも本来、政府自らの不始末を農家に転嫁することは強い反発を招くだろう。 そもそも...
農業技術革新へ認定制度 政府、開発目標策定 週間ニュースダイジェスト(12月2...
▼政策正常化の利点強調 日銀総裁「最大限活用を」(12月25日) 日銀の植田和男総裁が東京都内で開かれた経団連の会合で講演し、マイナス金利政策を含む大規模な金融緩和策の正常化が日本経済や企業業績に与える利点を強調した上で「メリットを最大限活用することを強く期待している」と経営者に呼びかけた。 ▼ホ...
しっかり噛んで年越しを 安武郁子 食育実践ジャーナリスト 連載「口福の源」
年末年始は、外食の機会が増え、食べ過ぎや飲み過ぎが気になる時期ですね。今回は、漢字の「乱」をテーマに、食育、良食の大切さについてお話ししたいと思います。(画像:©食育推進団体イートライトジャパン) 小学校で学んだ「消化・吸収のプロセス」を覚えていますか? 口は第一の消化器官です。この消化器官の機能...
漁師が漁師であり続けられる日常 中川めぐみ ウオー代表取締役 連載「グリーン...
「私たちが欲しいのは、お金でなく町の活力。漁師が漁師であり続けられる日常です」 これは和歌山県すさみ町という小さな港町で聞いた言葉。筆者をはじめとした漁業の世界に関わりたい"漁業者以外"の皆が、心に留めておきたい大切な指針だと思います。 この連載でもお伝えしてきましたが、全国の漁業現場は世界各地と...
シンガポールのウマミ、培養魚肉を世界に(下) 大手と提携し日本市場模索 NN...
培養肉を開発するシンガポールのウマミ・バイオワークスは今年8月、日本の食品大手マルハニチロとの協業を発表した。日本市場での機会を探りつつ、積極的に企業との連携を進めようとしている。創業者であるミヒル・ペルシャド最高経営責任者(CEO)に、日本への進出状況や培養肉に関する日本市場の今後の動きについて...
シンガポールのウマミ、培養魚肉を世界に(上) 24年末にも量産・販売を開始 ...
希少で養殖が難しい魚類の培養肉の開発を手がけるシンガポールのウマミ・バイオワークス(旧ウマミ・ミーツ)が製品開発を加速させている。2024年末から25年初めにかけて培養魚肉の量産・販売を開始する予定だ。日本をはじめとする海外の企業や研究機関との連携も積極的に進めている。創業者であるミヒル・ペルシャ...