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日銀、マイナス金利解除  週間ニュースダイジェスト(3月17日~3月23日)

2024.03.26

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 ▼金沢―福井、6万人利用 北陸新幹線、延伸2日間(3月18日)
 JR西日本は北陸新幹線の延伸開業から2日間の金沢―福井間の利用状況を発表した。利用者は上下計約6万人で、同区間のサンダーバードやしらさぎなど在来線特急の昨年の利用実績に比べ1.2倍となった。

 ▼日銀、マイナス金利解除 17年ぶり利上げ(3月19日)
 日銀は金融政策決定会合で、大規模な金融緩和策の柱であるマイナス金利政策の解除を決めた。2007年以来17年ぶりの利上げ。長期金利を低く抑えるための長短金利操作も撤廃し、21日から政策金利を0~0・1%とする。上場投資信託(ETF)の新規購入も終了した。金融政策は歴史的な転換点を迎えた。

 ▼買い物弱者、全国9百万人 高齢者の困難、都市も増加(3月19日)
 農林水産省はスーパーやコンビニが近くになく、自動車も使えないため買い物が困難な「買い物弱者」(65歳以上)が2020年時点で全国に904万3千人いるとの推計を発表した。都市部でも増えており、国民一人一人が食料を入手できる食料安全保障の観点から深刻な課題となりそうだ。

 ▼ミカン農家がドローン学校 傾斜地で散布、生産向上へ(3月19日)
 愛媛県八幡浜市でかんきつ類の生産を手がける会社が、農家の負担軽減を後押しする「ドローンスクール」を始めた。平地では活用が広がる一方、傾斜地も多いかんきつ類は操縦の難しさなどから導入が停滞。ノウハウを伝授し、生産性向上に役立ててもらう考えだ。

 ▼食費割合40年ぶり高水準 23年エンゲル係数(3月22日)
 家計の消費支出に占める食費の割合を示す「エンゲル係数」が2023年は27.8%に達し、同数字だった1983年に並び40年ぶりの高水準となった。22.9%で最も低かった2005年に比べると4.9ポイント上昇。相次ぐ食品値上げに所得の伸びが追いつかず、家計を圧迫している実態が浮かび上がった。

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