業務用が低迷、家庭用は伸びる コロナに揺れた20年酒類市場 幕田宏明 矢野経...
(写真はイメージ) 2020年の酒類市場は、新型コロナウイルス感染症の影響で業務用の需要が落ち込む苦境に陥った一方で、巣ごもり需要から家庭用は伸びた。10月には酒税法改正があり、ビール類を中心に動きがあった。1年の動きを振り返り、21年以降の動きを探った。 宴会需要は"蒸発" 20年は感染拡大が本格...
ラベルのサイズを半分に
味の素AGF(東京都渋谷区)は、環境などに配慮したエシカル消費に対応したハーフラベルパッケージ(ボトルに巻き付けるプラスチック製のラベルが半分程度のサイズ)の「『ブレンディ』ボトルコーヒー」シリーズと「『マキシム』ボトルコーヒー」を2月24日に発売する。 ハーフラベルパッケージは「『ブレンディ』ボ...
「ワンカップ大関」にダイバーシティー推進ラベル 8カ国で発売へ
大関(兵庫県西宮市)は2021年1月から、日本酒「ワンカップ大関」のラベルにダイバーシティー(多様性)のテーマカラーである6色レインボーを施した特別仕様の「ワンカップレインボー」を、8カ国で順次発売する。 世界的にダイバーシティーを尊重する気運が高まる中、海外勤務の同社若手社員が提案した。米国など...
季節限定、大関の新米新酒
老舗酒造の大関(兵庫県西宮市)は、日本酒「上撰 新米新酒720ml瓶詰」の販売を始めた。2021年2月下旬までの季節限定の販売。 今年9月に収穫した新米だけで仕込み、10月に搾った新酒だ。搾りたての新鮮な風味と味わいを生かすため、通常の約半分の貯蔵期間で瓶詰めした。 新鮮な風味・味わいは、素材の味...
"カスクナンバー318"受賞 松井酒造のシングルモルトウイスキー
松井酒造(鳥取県倉吉市)は、同社製造のシングルモルトウイスキーが、英国のウイスキー専門雑誌の編集者ジム・マーレイ氏が主宰する品評会で、日本ウイスキーのシングルカスク(たる)部門で最優秀賞「Best Japanese Single Cask Of The Year 2021」を受賞した、と発表した。...
特別純米酒「灘の生一本」
日本酒メーカーの大関(兵庫県西宮市)は、特別純米酒「灘の生一本(2020灘酒研究会)720ml瓶詰」を発売した。精米歩合70%の特別純米酒で数量限定販売。参考小売価格は1170円(税別)。 「灘の生一本」とは、兵庫県の灘(神戸市、西宮市)一帯で醸造された清酒。江戸時代に灘の銘柄を偽装した酒が出回っ...