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特別純米酒「灘の生一本」

2020.10.26

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特別純米酒「灘の生一本」の写真

 日本酒メーカーの大関(兵庫県西宮市)は、特別純米酒「灘の生一本(2020灘酒研究会)720ml瓶詰」を発売した。精米歩合70%の特別純米酒で数量限定販売。参考小売価格は1170円(税別)。

 「灘の生一本」とは、兵庫県の灘(神戸市、西宮市)一帯で醸造された清酒。江戸時代に灘の銘柄を偽装した酒が出回ったことから、ブランドを守るために使われた言葉だといわれる。現在は、灘五郷と呼ばれる一帯の酒蔵から酒造技術者が集まる「灘酒研究会」の統一ブランドとして、2011年度から毎年発売している。

 10年目となる2020年度は、灘五郷酒造組合員(27社)のうち9社が「灘の生一本」を同時発売した。

(Kyodo Weekly・政経週報 2020年10月12日号掲載)

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