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農林水産省

豊かな海を取り戻すために  間に合うか水産資源の保存・管理  佐々木ひろこ フードジャーナリストの写真

豊かな海を取り戻すために  間に合うか水産資源の保存・管理  佐々木ひろこ フー...

 日本は水産王国で、今も昔も豊かな海の恵みを享受している―そう信じている人は多いのではないだろうか。(写真はイメージ)  和食は海の恵みをベースとして発展してきた歴史ある料理体系で、今では食のキラーコンテンツとして世界から注目を集めている。このコロナ禍においても回転寿司チェーンは毎日、盛況だし、スー...

DXで加工・流通の合理化を  「みどりの食料システム戦略」を考える  前田佳栄 日本総合研究所創発戦略センターコンサルタントの写真

DXで加工・流通の合理化を  「みどりの食料システム戦略」を考える  前田佳栄 ...

(写真はイメージ)  SDGs(Sustainable Develop ment Goals:持続可能な開発目標)とは、2015年9月の国連サミットにて全会一致で採択された、誰一人取り残さない(leave no one behind)持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標である。  20...

できるか農政大転換  「みどりの食料システム戦略」を考える   小視曽四郎 農政ジャーナリストの写真

できるか農政大転換  「みどりの食料システム戦略」を考える   小視曽四郎 農政...

 農林水産省が3月末に中間まとめをした「みどりの食料システム戦略」が大きな話題だ。2050年を目標に化学農薬使用は半減、化学肥料は3割減、有機農業は全耕地の25%(100万㌶)には、従来からすれば想像外の農政大転換だ。技術開発の工程表を示すも農業現場の唐突感、違和感は大きい。(図:同省作成の中間まと...

新たな国民運動に背を向ける?  小視曽四郎 農政ジャーナリストの写真

新たな国民運動に背を向ける?  小視曽四郎 農政ジャーナリスト

(写真はイメージ)  農政を問われれば「農産品輸出」と応える菅義偉首相を横目に、農林水産省は新たに国産農産物の消費拡大や支援を広げる国民運動に乗り出す。本音は自給率の向上対策だが、自給率や食料安全保障に一切言及しない首相では運動の先行きは半ばみえたようなものだ。だが、新型コロナや気候変動を受け、国民...

「食料安全保障指標」日本は9位  英誌エコノミストのランキングの写真

「食料安全保障指標」日本は9位  英誌エコノミストのランキング

 英誌エコノミストの調査部門であるエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が公表した食料安全保障指標(Global Food Security Index)の最新版(2020年)によると、日本は調査対象の113カ国の中で9位だった。食料の購買力や食品の品質・安全性で高く評価された。(写真は...

豪州一番乗りは「岐阜いちご」  知事らの取り組み実る  NNAオーストラリアの写真

豪州一番乗りは「岐阜いちご」  知事らの取り組み実る  NNAオーストラリア

 昨年8月に日本とオーストラリアが検疫条件に合意し、日本産イチゴのオーストラリア向け輸出が可能になったことを受けて、岐阜県がいち早く動き出した。同県のイチゴ生産者「本丸いちご本圃」とJA全農岐阜は県の支援を得て、オーストラリアが定める輸出の諸条件を解決し、25日にオーストラリアに向けて初出荷を行った...