農業の労働力確保で議論 農中総研がフォーラム
農林中金総合研究所(農中総研)は15日、オンラインフォーラム「農業分野における労働力確保の課題とJAの取り組み」(協力:共同通信アグリラボ)を開き、農業従事者や研究者のほか、政府・自治体関係者、ジャーナリストらが参加した。 フォーラムでは3人の研究者が講演。花木正夫・全国農業協同組合連合会(JA...
「ゲノム編集」ってなに? 技術への理解深める必要 前田佳栄 日本総合研究所創...
ゲノム編集の登場により、作物の品種改良が進化しつつある。ゲノム編集は、狙った遺伝子をピンポイントで改変する技術であり、これまで何十年もかかっていた品種改良の期間を飛躍的に短縮することができる。(写真はイメージ) 人口増加や気候変動による食料供給の課題解決にも貢献すると期待されている。 国内では...
「カロリーベース」の呪縛解け 新指標創設が急務 共同通信アグリラボ所長 石井...
新型コロナウイルスの感染拡大やパラリンピックのニュースに埋没してしまったが、2020年度の食料自給率(カロリーベース)は、前年度より1㌽低い37%で過去最低の水準だった。少し前なら「自給率低下は日本の食と農の危機」と大きく報道されただろう。しかし大手メディアはそろって地味な扱いで、いわゆる「ベタ」...
治水・利水へ水力発電増強を JAPIC提言、既設ダム運用高度化から
日本プロジェクト産業協議会(JAPIC)は24日、水害対策(治水)と田畑などへの水供給(利水)を両立し、温室効果ガスの削減にもつながる水力発電の増強を求める提言を発表した。(写真はイメージ) この提言はJAPICの水循環委員会(委員長:関克己河川財団理事長)が、「激化する気候変動に備えた治水対策...
どうする担い手不足 迫られる農政転換 小視曽四郎 農政ジャーナリスト
5年に一度の農林業センサスで農業就業者数の減少が深刻だ。新規就農者数(2019年)も全体では横ばいだが、うち49歳以下は2年続けて2万人を割り、農業の担い手不足に不安が高まっている。(写真はイメージ) 農業白書はコロナ禍を受け「食料自給率向上や食料安保への期待が高まっている」としたが、農業現場の...
中高層ビルの国産材利用拡大を 林業復活・地域創生の国民会議開催
林業の再生を通じた地域活性化を図る「林業復活・地域創生を推進する国民会議」(会長:三村明夫日本商工会議所会頭)が7日、オンラインで開かれ、国産木材の需要拡大を図る自治体や企業の取り組みが報告された。 同会議の企画立案を担う「林業復活・地域創生推進委員会」のワーキンググループ主査を務める日本経済研...