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農林水産省

治水・利水へ水力発電増強を  JAPIC提言、既設ダム運用高度化からの写真

治水・利水へ水力発電増強を  JAPIC提言、既設ダム運用高度化から

日本プロジェクト産業協議会(JAPIC)は24日、水害対策(治水)と田畑などへの水供給(利水)を両立し、温室効果ガスの削減にもつながる水力発電の増強を求める提言を発表した。(写真はイメージ) この提言はJAPICの水循環委員会(委員長:関克己河川財団理事長)が、「激化する気候変動に備えた治水対策の...

どうする担い手不足  迫られる農政転換  小視曽四郎 農政ジャーナリストの写真

どうする担い手不足  迫られる農政転換  小視曽四郎 農政ジャーナリスト

5年に一度の農林業センサスで農業就業者数の減少が深刻だ。新規就農者数(2019年)も全体では横ばいだが、うち49歳以下は2年続けて2万人を割り、農業の担い手不足に不安が高まっている。(写真はイメージ) 農業白書はコロナ禍を受け「食料自給率向上や食料安保への期待が高まっている」としたが、農業現場の実...

中高層ビルの国産材利用拡大を  林業復活・地域創生の国民会議開催の写真

中高層ビルの国産材利用拡大を  林業復活・地域創生の国民会議開催

林業の再生を通じた地域活性化を図る「林業復活・地域創生を推進する国民会議」(会長:三村明夫日本商工会議所会頭)が7日、オンラインで開かれ、国産木材の需要拡大を図る自治体や企業の取り組みが報告された。 同会議の企画立案を担う「林業復活・地域創生推進委員会」のワーキンググループ主査を務める日本経済研究...

豊かな海を取り戻すために  間に合うか水産資源の保存・管理  佐々木ひろこ フードジャーナリストの写真

豊かな海を取り戻すために  間に合うか水産資源の保存・管理  佐々木ひろこ フー...

日本は水産王国で、今も昔も豊かな海の恵みを享受している―そう信じている人は多いのではないだろうか。(写真はイメージ) 和食は海の恵みをベースとして発展してきた歴史ある料理体系で、今では食のキラーコンテンツとして世界から注目を集めている。このコロナ禍においても回転寿司チェーンは毎日、盛況だし、スーパ...

DXで加工・流通の合理化を  「みどりの食料システム戦略」を考える  前田佳栄 日本総合研究所創発戦略センターコンサルタントの写真

DXで加工・流通の合理化を  「みどりの食料システム戦略」を考える  前田佳栄 ...

(写真はイメージ) SDGs(Sustainable Develop ment Goals:持続可能な開発目標)とは、2015年9月の国連サミットにて全会一致で採択された、誰一人取り残さない(leave no one behind)持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標である。 2030...

できるか農政大転換  「みどりの食料システム戦略」を考える   小視曽四郎 農政ジャーナリストの写真

できるか農政大転換  「みどりの食料システム戦略」を考える   小視曽四郎 農政...

農林水産省が3月末に中間まとめをした「みどりの食料システム戦略」が大きな話題だ。2050年を目標に化学農薬使用は半減、化学肥料は3割減、有機農業は全耕地の25%(100万㌶)には、従来からすれば想像外の農政大転換だ。技術開発の工程表を示すも農業現場の唐突感、違和感は大きい。(図:同省作成の中間まと...