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農林水産省

プーチン氏笑えぬ岸田首相  食料めぐる危機感あるのか  小視曽四郎 農政ジャーナリストの写真

プーチン氏笑えぬ岸田首相  食料めぐる危機感あるのか  小視曽四郎 農政ジャーナ...

ウクライナに戦争を仕掛けたロシアのプーチン大統領には側近が戦況分析で十分な情報を与えず、戦争の長期化を招いたとの見方がある。独裁化の弊害だろう。一方、岸田文雄首相。情報の不足や偏りはないのかと思ったところ「いやそうでもない。特に食料や農業とかなじみがないのか十分情報は入っていないようだ」というのは...

物価高に農家も悲鳴  揺れる食料安保  小視曽四郎 農政ジャーナリストの写真

物価高に農家も悲鳴  揺れる食料安保  小視曽四郎 農政ジャーナリスト

日本人の食卓と農業が物価高で大揺れだ。コロナ禍に対応するため金融緩和で投機マネーが生まれ、経済活動の再開で石油や食材原料の国際相場高が高騰している。 食料供給を安易に海外に依存する構造が直撃を受けているのだ。各種食料品は値上げラッシュ。収入が伸びず苦しい家計を記録的な食品価格の高騰が襲う。50年前...

規制緩和で利用しやすく  ドローンによる農薬散布  中川純一 矢野経済研究所フードサイエンスユニット主任研究員の写真

規制緩和で利用しやすく  ドローンによる農薬散布  中川純一 矢野経済研究所フー...

人手不足が深刻な農業現場で、ドローンの活用に期待が集まっている。政府も農薬の散布のほか、農産物の生育調査や運搬など、活用の幅を広げたい考えで、規制緩和を進めて普及を後押している。特にドローンによる農薬散布は大きな注目を浴びている。(写真はイメージ) この背景には、生産者がドローンでの農薬散布を利用...

林業を成長産業に  JAPICの政策提言  酒井秀夫 東京大名誉教授の写真

林業を成長産業に  JAPICの政策提言  酒井秀夫 東京大名誉教授

産官学民の英知を集め政府への政策提言などに取り組む日本プロジェクト産業協議会(JAPIC)の森林再生事業化委員会は、各産業界の会員からなる委員会活動を通じて得られた現場の切実な声を毎年「重点政策提言」として関係官庁に提言している。政府の概算要求や政策反映などにつなげられ、林業を成長産業化することを...

熊本が宮崎抜き5位  2位鹿児島は2.4%減  20年の農業総産出額の写真

熊本が宮崎抜き5位  2位鹿児島は2.4%減  20年の農業総産出額

農林水産省が昨年12月に発表した2020年の農業総産出額によると、都道府県別の首位は北海道の1兆2667億円(前年比0.9%増)で、鹿児島の4772億円(2.4%減)、茨城の4411億円(2.5%増)と続いた。4位千葉(3852億円、0.2%減)までの順位は4年連続で変わらず、5位に熊本(3407...

農業は成長戦略の草刈り場か  参院選へ議論を  小視曽四郎 農政ジャーナリストの写真

農業は成長戦略の草刈り場か  参院選へ議論を  小視曽四郎 農政ジャーナリスト

10月末の総選挙後、知り合いの農業関係者の口ぶりは総じてさえない。「選挙が終わって政府や自民党はコメ問題はもう終わったような気でいる」「規制改革会議は改組といったのに何もなし。これじゃ票だけもらう、やるやる詐欺だ」などのボヤき節だ。 9年近い「安倍・菅」政権による、新自由主義の弊害からの転換だの、...