持続可能な林業に貢献 農中総研、森林クレジットでフォーラム
農林中金総合研究所は9日、「森林クレジットを巡る世界の動向と日本の対応~森林・林業の新たな価値の展望と課題~」とのテーマでオンラインのフォーラムを開き、地球温暖化対策としての森林クレジットの発行は、炭素吸収にとどまらず、森林管理の高度化などを通じて持続可能な森林・林業に貢献し、自然資本の価値評価に...
農福連携さらに幅広く 地域再生大賞の鹿児島「花の木農場」 沼尾波子 東洋大学...
地方新聞46紙と共同通信が、地域活性化の取り組みを表彰する2022年度の第13回地域再生大賞が1月、決まった。大賞受賞団体は「花の木農場」である。この団体は本土最南端の鹿児島県南大隅町で障がいを抱える人々の就労と社会参加に向けて50年近く事業を展開し、今日、新たな地域づくりに取り組む。 1970年...
卵の供給不足長期化か 週間ニュースダイジェスト(2月26日~3月4日)
鳥インフルエンザの感染拡大などから卵の供給量が減少している問題で、野村哲郎農相は記者会見で「すぐに解決する話ではない。(供給安定には)半年、あるいは1年近くかかるのかもしれない」と述べた(2月28日)。スーパーなどでの卵の値上がりや、卵を使った商品の販売休止といった動きが続く見通しとなっている。 ...
法廷闘争が残した負の遺産 誰も責任をとらない諫早干拓 アグリラボ所長コラム
国営諫早湾干拓事業(長崎県)の潮受け堤防の排水門を開くか閉じるかで争われた訴訟は、最高裁が3月1日に「非開門」の判断を下し、約20年にわたる法廷闘争は事実上決着した。一度は「開門」で確定したはずの逆転に、「(国に)見捨てられた気分だ」、「立つ気力もない」という漁業者の無念や落胆は察するに余りある。...
「食 X アニメ」コラボの効果は? JFOODO、米国とフランスで調査
日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)は、農産物や食品などの輸出を促進する上で日本のアニメーション文化が果たす可能性を探るため、米国とフランスでインタビュー調査を実施した。 それによると、「食」と「アニメコンテンツ」を適切に組み合わせて発信すると、日本産品の農林水産物や食品の価値を高め...
7代目蔵元「3つの理念」で酒造り 蓬莱泉の関谷醸造 連載「農大酵母の酒蔵を訪...
昨年11月下旬に、岐阜と飛騨古川に仕事で行くことになった。岐阜で一泊することになったので、仕事を終えた木曜日の夜、名古屋の四間道にある関谷醸造の直営店「SAKE BAR圓谷」に行くことにした。土曜日に愛知県設楽町の関谷醸造に行くので、その予備知識を得るために行ったのだ。 11月下旬の土曜日、豊橋駅...