サンマの漁獲枠を削減 週間ニュースダイジェスト(3月19日~25日)
日本や中国、台湾など9カ国・地域がサンマの資源管理などを話し合う北太平洋漁業委員会(NPFC)は、22~24日に札幌市で年次会合を開き、参加国・地域全体の総漁獲枠を2022年比で約25%削減し、年25万㌧以内とすることなどで合意した。適用は23年から2年間。歴史的な不漁を背景に日本は漁獲枠の削減を...
未利用魚活用で対話 商品化で地域発展へ 佐々木ひろこ フードジャーナリスト(...
長く食と環境をテーマに書いてきたこともあって、私は法人での仕事以外に、個人でさまざまな食のプロジェクトに関わっている。そんな仕事の一つが、CCCKMKホールディングス主宰の「Tカードみんなのエシカルフードラボ」だ。 未来につながる食の循環をみんなでつくることをミッションに、いくつかの食関連プロジェ...
酪農家6割が離農検討 週間ニュースダイジェスト(3月12日~18日)
酪農の生産者団体などが作る中央酪農会議(東京)は、酪農家157人に経営実態を聴く調査を3月2~13日に行い、85%が過去1カ月が赤字で、58%が離農を検討していると答えた(3月17日)。 経営に打撃を与えている原因では、飼料価格の上昇(98%)、子牛販売価格の下落(92%)が多かった。「借入金があ...
農業女子向けつなぎ発売へ 東京農大 「アグリデニム」公開
東京農業大学(江口文陽学長)は17日、神奈川県厚木市の厚木キャンパスで、農学部の学生が企画した「東京農大つなぎ『アグリデニム』」を公開し、学生らが着用してキャンパス内の畑で作業した。 「アグリデニム」は農業実習だけでなく、普段使いもできる「農業女子」用の野良着を作ろうと、動物科学科に在籍していた上...
8割超が赤字、離農検討6割 悪化する酪農経営 中央酪農会議が調査
全国の酪農団体で構成する一般社団法人中央酪農会議(東京)が17日公表した「日本の酪農経営 実態調査」によると、調査対象の酪農家157人のうち、84.7%が赤字経営で、その43.6%は1カ月の赤字が100万円以上に達している。(写真はイメージ) 飼料価格や燃料費・光熱費の上昇、子牛販売価格の下落が重...
新たな農業界の担い手へ 日本農業経営大学校が卒業式
農業経営者教育を専門とする日本農業経営大学校(東京都港区、合瀬宏毅校長)は15日、2022年度の卒業式を行った。2年間の課程を修了した第9期生の4人は宮城県、福島県、千葉県、宮崎県でそれぞれ就農し、経営者としての独り立ちを目指す。 同校を運営する一般社団法人アグリフューチャージャパン(AFJ)の理...