十勝の浜で未来につなぐ昆布漁を見た 中川めぐみ ウオー代表取締役 連載「グリ...
「『拾い昆布』をする面白い漁師さんがいるので、会いに行きませんか?」。そう誘われて向かったのは、北海道・十勝の広尾町。海辺に流れ着いた昆布を拾うほっこりした風景を思い浮かべていた私の前に現れたのは、ハンマー投げ選手のごとくダイナミックなフォームで巨大なカギ針を海へぶん投げる、屈強な漁師さんでした。...
海はなくても豊漁!?新疆の養殖サーモン 上海在住・野村義樹 連載「中カツ!通...
東京電力福島第1原発の処理水海洋放出で中国による日本産水産物の禁輸措置が始まると、中国国内のスーパーや日本料理屋といった表舞台から「日本の海鮮」が消えた。禁輸の発表直後から不買運動が起きるかと思いきや、逆に食べ納めだと上海の日本料理屋では駆け込み需要が発生した。 その後、スーパーや日本料理屋は店前...
幸せで和やかな「和」 安武郁子 食育実践ジャーナリスト 連載「口福の源」
秋という季節、皆さんは何を思い浮かべますか? 実りの秋、収穫の秋。木々が色づき、紅葉も美しい季節です。この季節、私たちが感じるのは「和」の雰囲気ではないでしょうか。(画像:©食育推進団体イートライトジャパン) 「和」には「平和」が込められています。秋の自然界は「調和」と「平和」の象徴です。紅葉の美...
農林漁業強化へ緊急4本柱 年末に食料安保大綱改定 週間ニュースダイジェスト(1...
▼欧州最大食品市でホタテなどPR(10月8日) ドイツ西部ケルンで開かれている欧州最大の食品見本市「アヌーガ」で、農林水産省と日本貿易振興機構(ジェトロ)が北海道産ホタテなど日本産食品を振る舞うイベントを開催し、来場したバイヤーらが舌鼓を打った。東京電力福島第1原発処理水の海洋放出後、中国が輸入を...
規格外野菜と農業経営 青山浩子 新潟食料農業大学准教授 連載「グリーン&ブル...
今夏の高温・渇水は農業に深刻な影響を与えている。米は収量や品質に影響が出ており、野菜も葉が枯れてしまう、実が大きくならないといった高温障害を起こしている。市場入荷量が少ない野菜もあり、先日スーパーで2人連れの女性が「最近、野菜高いよね」とつぶやいていた。(写真はイメージ) そうなると、メディアはこ...
静岡県唯一の離島、初島 小島愛之助 日本離島センター専務理事 連載「よんなな...
静岡県熱海市に属する初島は、伊豆半島東部の相模湾海上に浮かぶ島である。静岡県唯一の有人離島で、熱海市中心部から南東に約10キロの位置にあり、周囲4キロ、面積0.4平方キロメートルの島に約190人の住民が居住している。本州からの交通は、富士急マリンリゾートの定期船「イルドバカンス」(1日10便)が熱...