23年農水産輸出2.9%増 週間ニュースダイジェスト(1月28日~2月3日)
▼中小企業被害、数千億円 能登地震、伝統工芸に打撃(1月29日) 能登半島地震による中小企業や小規模事業者への被害が新潟、富山、石川、福井の4県の合計で数千億円規模に上る可能性があることが分かった。揺れや液状化による建物や設備の損壊が多数確認されており、伝統工芸や観光が盛んな地域経済に甚大な打撃が...
現場起点の脱炭素型農業に期待 青山浩子 新潟食料農業大学准教授 連載「グリー...
食料の生産性と持続可能性を両立させるためのイノベーションを通じ、脱炭素社会を実現する。この御旗のもとに、農林水産省が2021年に策定した「みどりの食料システム戦略」。避けて通れない至上命題ではあるが、個々の農業者が積極的にこの話題を口にすることはほぼない。こちらから持ち掛けても「有機農業の面積10...
日本のシーフード、味わって ジェトロがマレーシアで試食イベント NNA
日本貿易振興機構(ジェトロ)は1月26~28日、マレーシアの首都クアラルンプールの商業施設「ららぽーとBBCC」で日本産水産物の消費拡大に向けた試食提供イベントを開催した。シーフードの需要が伸びる春節(旧正月)を前に、地場の大手水産物輸入業者と提携し、生マグロやホタテなど現地で人気の高い食材をアピ...
震災からの復興と離島振興 宮城県女川町 小島愛之助 日本離島センター専務理事 ...
元日に能登半島地震が起きると、宮城県女川町は6日、備蓄していたアルファ米や野菜ジュース、ポリタンク、非常用飲料水袋など生活物資を被災した石川県志賀町に提供し、その3日後には副町長ら職員4人を現地に派遣した。女川町は、東日本大震災の復興支援で志賀町から2015年度に事務員、19年度に保健師の派遣を受...
豪の農産物輸出額が過去最高に アジア向けが急拡大 NNAオーストラリア
オーストラリアの農林水産省が1月29日、2022/23年度(22年7月-23年6月)の農林水産物の輸出額が前年度比17%増の804億豪ドル(1豪ドル=約96円)と、過去最高になったと発表した。国内の穀物生産量が増加してオーストラリア産農産物への需要が高まり、世界的な供給混乱により商品価格も上昇した...
期待外れの基本法改正 「農業ムラ」から脱皮せよ アグリラボ編集長コラム
(写真は首相官邸ホームページから) 通常国会が1月26日に招集され、岸田文雄首相は30日の施政方針演説で「農政の憲法」とされる食料・農業・農村基本法を改正する決意を示した。ただ、関連法案の整備が貧弱で、具体的な施策が先送りされ、現段階では実効性に乏しい内容になりそうだ。 当初、基本法改正の最大の狙...