熊本の食文化の魅力を発信
フンドーダイ五葉(熊本市)はこのほど、熊本県産限定の通販サイト「食の玉手箱・くまもとプレミアム」を開設した。 熊本県産農畜水産物・加工品の素晴らしさを全国に発信する通販サイトだ。県内生産者のものづくりへのこだわりや情熱も併せて発信し、食を通じて「熊本の魅力」を知ってもらう狙いもあるという。 サイト...
コメから和牛へ 軸足移す基本計画 石井勇人 共同通信アグリラボ所長
新年度に入り、農業政策の新たな中期指針である「食料・農業・農村基本計画」が始動した。5年前に策定した前回の計画と比べると、中小規模の農家や農村への配慮を感じるが、全体としては経営規模の拡大や輸出を推進する「農業の成長産業化」路線を加速する内容で、農政の軸足をコメから畜産へ移す姿勢が鮮明になった。 ...
食料に輸出規制の暗雲 小視曽四郎 農政ジャーナリスト
(写真はイメージ) 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の収束がみえない。そんな中、食料の「他国依存国家ニッポン」にとって由々しき動きが出てきた。感染防止へ世界的に広がる移動規制や物流の混乱を受け、食料貿易に「輸出規制」という暗雲が漂い始めたのだ。一部の国の食料の「囲い込み」が連鎖すると...
製紙各社、飲料容器に注力 「脱プラ」受け、食品充填機メーカーと連携
インターネットの普及などを背景に、国内の紙需要が縮小する中、製紙各社が飲料容器などの紙容器化に注力している。海洋プラスチック問題が注目され、環境負荷を軽減する「脱プラ」が加速しており、ペットボトルや缶から紙容器化への動きや、長期保存が可能なことからフードロスが少ないアセプティック(無菌)分野に対応...
山形県のご当地サーモン「ニジサクラ」披露 脂が乗り上品な食味
山形県は2月12日、県内初となるご当地サーモン「ニジサクラ」を披露した。(写真は「ニジサクラ」の名称を発表する吉村美栄子知事) 「ニジサクラ」は山形県の魚である「サクラマス」と、県が養殖発祥の地の一つだという長い歴史を持つ「ニジマス」を組み合わせた魚だ。県の内水面水産試験場が中心となり、開発された...
「肥料取締法」15年ぶり改正 中川純一 矢野経済研究所フードサイエンスユニット...
農林水産省は土作りに役立つ堆肥や産業副産物由来肥料の活用とともに、農業者のニーズに応じた柔軟な肥料生産が進むよう、肥料制度に関する法制度の見直しを進めてきた。肥料取締法が15年ぶりに改正され、「肥料取締法の一部を改正する法律」が成立し、2019年12月に公布された。法律名称も「肥料取締法」から「肥...