大詰め迎える食料・農業・農村基本計画 石井勇人 共同通信アグリラボ所長
新たな「食料・農業・農村基本計画」の策定が大詰めを迎えている。農林水産相の諮問機関が2月に骨子案をまとめ、3月下旬に閣議決定する予定だ。(写真はイメージ) 今のところ議論は盛り上がりに欠けているが、基本計画はほぼ5年ごとに見直す農業政策の中期的な指針であり、計画を着実に実行するためには、幅広い国民...
サバ缶ブームをどう考えるか 野村亮輔 アジア太平洋研究所
(写真はイメージ) 昨年12月に発表された貿易統計に興味深いデータがあった。それはサバ缶の輸入量が全国、関西ともに過去最高だったというものだ。調べてみると、確かに2019年1月から10月分の全国のサバ缶の輸入量は4万5183㌧(前年同期の2.5倍)、関西は9837㌧(同2.3倍)で、いずれも過去最高...
都市農園 30~40代に期待 廣瀬愛 矢野経済研究所フードサイエンスユニット研...
ガーデニング・家庭菜園市場では近年、主力顧客層だったシニアが80代に差し掛かり、引退傾向にある。このため30~40代の若年層の取り込みが喫緊の課題となっている。 矢野経済研究所による消費者調査では、ガーデニング・家庭菜園愛好者が感じている課題が分かった。「場所」、「時間」の確保が難しいということと...
「つくる」と「たべる」をつなぐ 直売所で豊かさを感じる 石井勇人 共同通信...
豆腐一丁20円、もやし一袋10円、バナナ3~4本で100円。こんな「激安」が当たり前になって久しい。確かに価格は市場で決まるのかもしれないが、「安ければよい」という消費行動に対して、どこかで歯止めをかけなければ生産活動は持続できない。 その前提として、食べ物がどのようにしてつくられて届けられるのか...
和食で支える卓球ニッポン ドイツ・オープンで活躍
「ドイツで牛丼!」「おいしそう」。テーブルに並んだ和食の数々を前に、卓球の日本代表選手から歓声が上がった。 ドイツ北部ブレーメンの日本食レストラン「Captain Sushi」で全国農業協同組合連合会(JA全農)が、卓球の国際大会ドイツ・オープン開幕前日の10月7日、日本代表選手とスタッフ総勢30...