事業者収益は切り離し議論を 動き出したローカル鉄道再編 藤波匠 日本総合研究...
ローカル鉄道が危機的状況にあることは、昨年12月にも「あるべき姿、議論を 大量廃線時代を前に」との題で、路線再編の動きが顕在化する可能性を指摘しました。(写真はイメージ) 今年4月にJR西日本が、7月にはJR東日本が、乗客数が極端に少ない線区の経営状況を公表しました。運行エリア内に大都市を抱え、...
農業政策の総点検が不可欠 基本法改正を急ぐ前に アグリラボ所長コラム
農業政策の憲法とも言われる「食料・農業・農村基本法」の改正に向けた検討が始まった。しかし、基本法自体に問題があるのか、同法を運用する側に問題があるのかは、慎重な見極めが必要だ。改正の大前提として、基本法が施行されてから20年余りの農業政策の功罪を総点検する必要がある。 岸田文雄首相は9月9日に官...
集落を体験する 奄美大島の大和村 沼尾波子 東洋大学教授
2021年7月、奄美大島、徳之島、沖縄島北部、西表島の4地域は世界自然遺産に認定された。常緑広葉樹多雨林に覆われた亜熱帯性気候を有するこの地域は、世界の生物多様性ホットスポットの一つともいわれ、多くの固有種や絶滅危惧種が生息する。 先日、その奄美大島にある大和村(やまとそん)を訪問する機会を得た...
映画「百姓の百の声」公開へ 農家の知恵を記録、各地で先行試写会
全国の農家の知恵を記録したドキュメンタリー映画「百姓の百の声」(柴田昌平監督)が完成した。11月5日から東京都中野区の映画館ポレポレ東中野で公開するほか、全国で順次上映する。 日常生活から遠くなってしまった「農」の世界を、各地の農家が自ら語る形で、美しい映像とともに伝える。映画のHPでは予告編...
ピンチ迎えた漬物製造 守りたい地域の伝統の味 前田佳栄 日本総合研究所創発戦...
地域に根付いた伝統の味である漬物がピンチを迎えている。2021年6月の食品衛生法改正により、漬物を製造販売する施設では、「漬物製造業」の許可が必要になった。(写真はイメージ) 改正後の基準では、手指で触れることなく開閉できる自動やレバー式の蛇口を備えた流水式手洗い設備を設置することなどが求められ...
プロモーションのすすめ 地域盛り上げるまちの情報 陣内純英 西海みずき信用組...
私の妻が住む新潟県燕三条には、ローカル情報専門の日刊紙が大小2、ネットニュースが一つある。中小企業のまち燕三条では、産地内で分業体制をとっていて企業の横のつながりが強い。身近なまちの情報は経営の必須アイテムだ。日刊紙の一つは、普通の大きさ(ブランケット判)で10面あり、家庭でも購読されている。長崎...